トンダカラを見てほしいんダカラ

 


祝初日🌼

待ちに待った「トンダカラ2nd flight」が本日、幕が上がりました!

初日のネタバレにならない程度の感想&トンダカラとは?など勝手に書きます。

少しでも彼らの作品が観てもらえるように!少しでも気になりましたら新宿へGO!!

 

「トンダカラ 2nd flight」

◉公演情報◉

4月

2日(火) 19:30

3日(水) 19:30

4日(木) 14:00  19:30

5日(金) 14:00  19:30

6日(土) 14:00  18:00

7日(日) 14:00  18:00

8日(月) 14:00  19:30

9日(火) 14:00  18:00

開場は30分前、自由席のため入場前の整列はその15分前から。

 

◉劇場◉

新宿・コフレリオシアター

 

◉チケット◉

4500円

(チケット代わりにラババンがもらえます)

 

◉物販◉

台本&サイン付き写真  2000円

  

トンダカラとは?

原田優一、鯨井康介登米裕一の3人からなる演劇ユニット。スケジュールが空いていた2017年1月に何かやりたいね、の一言で結成、初演が決まる。(ちなみに鯨井さんがスケジュールが空いた理由が福井さんとの共演もあった舞台がトンダカラ。グーテンバーグ初演も福井さんのスケジュールがトンダカラ、トンダ担当原田優一)

2017年1月「トンダカラ」@新宿・シアターミラクルにて初演。

昨年、「今年やるよ~」と鯨井さんのバーイベなどで宣言されていたが音沙汰もなく2019年を迎える。(しかも宣言したことを忘れてた2人)今回は脚本の登米さんお休みで高木稟さんを迎え満を持して2019年4月「トンダカラ 2nd flight」が始まります。

 

原田優一さん

www.show-biz.jp

 レ・ミゼラブルをはじめ、基本的に大きな舞台に立ってる人。普段100人規模の劇場で観ることなんてできない人。21世紀のカメレオン俳優。演技はもちろんですが、トークも面白くて原田さんがいるときは準備体操して行ったほうがいい。笑いすぎて死ぬほど疲れます。

3月は演出、出演で「歌会」を三越劇場にて上演していました。常々思うのですが、原田さんの演技や歌での”遊びかた”が素敵で、「歌会」をはじめ今回の「トンダカラ2nd flight」もそれがぎゅっと濃縮されてるなぁと思います。あと、客席の視線を持っていく、演技で圧倒させる人。

 

鯨井康介さん

ogipro.com

最近の有名どころだとペダステの手嶋純太役でしょうか。テニミュから始まり2.5次元舞台にも多く立つ人。 この人もひたすら話す、抱腹絶倒トークを繰り広げる人。若手俳優(若手…?)の中でもあんなに突っ込みまくる人材いないのでリリイベとかで重宝されすぎている。たまに同じ事務所のまゆゆのイベントのMCもやっちゃう。

2月に「怜々蒐集譚」という作品で新国立劇場に立っていました。

原田さんが圧倒的な演技なら鯨井さんは説得力のある演技をする人。観客のいろいろな感情をさらっていく。時たまその演技力でねじ伏せる。あと声がいい。

 

 

トンダカラ

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2017年1月25日〜29日@新宿・シアターミラク

男2人が病院を抜け出して海を目指す話。

100席規模の劇場で描かれる物語は衝撃的で残酷な真実もあり、でもとても温かくて後半は客席から鼻をすする音が響いていました。

原田さんと言えばミュージカル!だけどそれは封印でがっつりストリートプレイの2人舞台。ただ、BGMは生演奏でYUKAさんが奏でるピアノのメロディが物語をさらに引きたてていて。最後、海にたどり着いたときの2人の表情、声、そして板の上に海が見えてすごく素敵な景色を観せてもらいました。私にとって初めての鯨井さんの舞台で、今まで観た舞台の中で一位二位を争うほど大好きな作品です。

DVD発売なしが最初から決まっており、公演中にキャスト2人によって脚本が手売り。しかも散々泣かされた終演後でメイクは落ちてるし全く目が合わせられなかった思い出です(どんな思い出だ)

あと、客入れから2人がいるもんだからめちゃくちゃびっくりする。おしゃべりな2人だからずーーーっと喋ってるし面白いし本編とのギャップがすごい。観に来てくれた役者だったり知り合いだったりを全力でいじる。変装してきたのに名前呼ばれるから「?!」ってなってた。

また海を目指す話にどうしてなったかというと川越出身の原田さん、熊谷出身の鯨井さん、海なし県・埼玉出身の2人がただ海に憧れがあるってことだけだからそういうところも含めて大好きな作品。

 


トンダカラ 2nd flight

2019時4月3日~7日@新宿・コフレリオシアター

ハートフルコメディー。今回の主役はお二人ではなく、女の子の赤ちゃん・アンナです。恋人を探しに街にやってきたダニーとそのダニーに部屋を貸すタイラとアンナの3人の奇妙な(?)同居生活。赤ちゃんって人を幸せにする力を持ってる、そんなことを感じさせてくれます。最後、物語が点と点で繋がっていき、ラストシーンではーーーーー!

というところでこれ以上書くとネタバレになりそうなので。

ソフィアテイラーという原田優一お得意の女装から始まり、顔がうるさいと言われる鯨井康介の顔芸など細かいところまで笑わせられて、でももう信頼しかしてない彼らの演技力で魅せられて。またYUKAさんの生演奏のピアノが胸に響きます。

2人の男と1人の女の子、そして1人の女性の不思議であたたかい物語。

 
さて、前回のトンダカラとの繋がりは?というところですが、まず原田さん、鯨井さんが演じている役名が同じです。 

そして、教会が出てくるのですがこの教会は前回ではダニーと恋人が心中をした滝のすぐそばにある教会だと。あと地名とかも同じかな?

と初日で気付いたのはこれぐらいで逆にびっくりなのですが、前回のを観なくても大丈夫な程度な共通要素になっています。同じだけどまた別の世界のお話し。でも、知ってたら、あ…!となって教会が出てきたときは思い出して思わず涙してしまったのでずるい!

 

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今回、チケットがないのですがチケットの代わりにラバーバンドが貰えて、公演ごとに色が違うので思い出にぴったり!(やったね!)

そして、平日昼公演にはソフィア・テイラー(原田優一)のスペシャルコンサートが開催されます。毎公演違う曲を歌うらしい。何を歌うか分からないけど面白いことだけが確定されているコンサート。

すでに7日土曜日と10日ソワレの千秋楽は完売していますが、そのほかの公演はまだチケットがあります!

当日券扱いになるのでコフレリオシアターへ行って代金を支払う形です。公演後はリピチケも販売しているよ!

(ただ、私が千秋楽のチケット余らせているので気になる方はついったーでもコメントでもお声がけください)

 

 

劇場がかなりわかりづらいのでトンダカラ公式チャンネルで新宿駅アルタ前辺りからの行き方を紹介してくれてます。


ふらっと新宿に立ち寄っていただけたら。

今回も開演10分前ぐらいから2人が前説やってます。初日は愛加あゆさんがいらっしゃっていたのですが、入って速攻でバラされる。お忍びスタイルは意味をなさないことが前回引き続きです。

DVDがどうなるかわかりませんが(今回も脚本売っているので多分なさそうです)少しでも多くの方にトンダカラが創り出す物語を観ていただきたいです。そして色んな人とトンダカラのお話がしたい。新生活が始まるタイミングだとは思いますが、ぜひぜひ一度観ていただけたら〜!私は平日夜と日曜いる予定なのでお声がけいただけたらお話したいです…!

 

以下、ぜひ読んでほしいラインチケットさんでのインタビュー記事。

youtubeチャンネルもあります。

 

帽子の数だけ人生がある。 グーテンバーグ感想

 
グーテンバーグ!the musical感想です。 
 
原田さんが言っていたので始めに書いておきます。
 
再再演希望!いつまででも待っているのでまたダグとバドに会わせてください!*1
 
以下、感想になります。
 
 
脚本を書いたダグ、曲を書いたバド。その二人が作ったミュージカル「グーテンバーグ」。物語はその「グーテンバーグ」と二人の解説と物語が交互に混じりながら進みます。観客はスポンサーやプロデューサーの設定。バッカーズオーディションであり、ブロードウェイで上演したい「グーテンバーグ」という物語を見て出資するに値するものかを見極める、という立ち位置で板の上と客席での境界線をはっきりと引かずに客も物語を共に作っていきます。
舞台上にはたくさんの帽子と段ボールが二つ、そして椅子が一つ。あとは少しの小道具。二人がお金を出して会場を借りて二人で演じて作る舞台なのでセットはほぼなし、お客様から想像力を借りて作り上げていく舞台です。
実際、くるくると演じ分けていく役者陣がすごすぎて圧倒される。そこに付け足されるネタの数々。ずーーっと笑っていて、でも最後に考えさせられる物語でした。
 

会場

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ホールスペック | 新宿村LIVE

遠い。駅から若干遠い。最初の方は新宿駅での乗り換えが面倒で新宿駅から歩いてたんだけど、途中から西新宿駅から行くのに切り替えました。あっつい中20分近くコンクリートジャングルを歩くのはきつい。でも帰りは少し涼しいので帰り道はふわふわしながら歩いてました。待ち時間は目の前のサンマルクカフェ。お世話になりました。クロワッサンが美味しかった。西新宿前のカフェはソワレが終わったらラストオーダー終わっているのでソワレ後カフェにいくなら新宿駅まで出た方が良さそう。(むしろその時間だったら居酒屋?)
劇場自体は地下にあるのでひたすら階段を下る。途中の踊り場に何個かコインロッカーあるので遠征組の方々はそのまま持って来ててもいいかも。客席は箱が小さいのでどこから観ても観やすい。XA,XB,XC席の後ろにA,B…って続く。Xの席はフラットなのでXC列より段差がつくA以降の席の方が観やすいと思います。私はXA〜XC席をうろちょろしてたのであまり全体が観やすかった後ろの席でも見ればよかったなぁと少し後悔。でも煽りで写真撮れたりしたのも楽しかったのでよかったかな〜!どこから観ても楽しい時間だったので結果満足。楽しかった〜。
 

全体を通して

めちゃくちゃに暑い中、台風接近中で暴風雨の中、天候があっちいったりこっちいったりとしていましたが、最寄りの西新宿から10分ほどの場所にある「新宿村Live」に行ける日はすべて行かせていただきました。本当に楽しかった。物語の面白さはもちろん、観客参加型だったため、彼らと一緒に夢を見て、夢を叶える姿を見守っているような感じ。また、お兄さん組(原田さん&福井さん)と弟組(上口さん&鯨井さん)はほぼ同じ台本なはずなのに全く違う舞台でWキャストの面白さも知ることができたのも楽しかった要素のひとつです。本当にずっと笑ってるし、日替わり要素の会話が滑り知らずで。(いや、滑ってるときもあった…?)
でも、ただ面白いだけではないミュージカル。しっかりとしたメッセージがこめられていて。ただ、活版印刷機を開発したグーテンバーグの生涯を描いたものではなく(むしろ物語すべてがグーテンバーグの夢だったし)、文字を読めない人々がいまだにいるということ、文字を読めるというだけでどれだけの情報を得ることができるのか。また情報は力であり、力を持つとはどのようなことか。実際、日本はほとんどの人が文字を読める国なのであまり実感がなかった問題だったなぁと思います。読めることが当たり前の国にいることってすごいことなのかもね。
ミュージカルの構成についても勉強できるこの作品。チャームソング!欲しいソング!へー!と言いながら勉強。今までがっつりしたストレートプレイが好きだったんだけど(この前見たD51-651がドンピシャに好き)ミュージカル面白そうだな〜と思うきっかけにもなりました。まず知らないとおもしろさがわからないのでこうして勉強できたのよかったな!
 

お兄さん組(原田さん&福井さん)

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*2

さすがとしか言えなかった。こんな凄いものこの値段でこの劇場で聞いて観てていいの?!?!びっくりした…すごい…安定感もあるし、すごく安心して見れました。トーク部分は安心して見れなかったけど。福井さんの天然すぎて、グテバ共演者たちからやばい宇宙だからって言われていた意味がわかりました。でも、原田さんが隣にいるから安心するよね…。最後の方は知らないからね!!って言いながら本当に綺麗に回収してくれる安心感…。劇団フォーシーズンのぶっちゃけ話からレミゼの話までここまで話しちゃう?!っていうところもあるし、福井さんの失言が酷い。ミュージカルネタ満載で関係者が見たら怒られるって言いながら怒涛の勢いで役者さんたちのモノマネとかしててさすがだよね!分からないところ多かったのでお兄さん組のネタをミュオタによる解説とか欲しかった。今でも待ってるので誰かやってほしいです…!(他力本願)
 

弟組(上口さん&鯨井さん)

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弟と言っても既に30歳を越えてる2人。でも、無駄に動けるのでお兄さん組に比べて振り付けが多かったり細かかったり。帽子を変える動きも大きい。(膝で蹴り入れてるので)多分、弟組の帽子の方がくたびれてる。初日でホッとしたのか千秋楽までどんどん小ネタを挟んでくるし、本当に生き生きしてる2人を観るのが最高に幸せだった!
そしてなにかが解放された上口さん。日々自由度が増していっていたずらっ子みたいな表情をするのが本当に本当に可愛い!その上口さんの対応で日々困っていく鯨井さんもすごく好きだった。鯨井さんが「上口さんのボケは人を傷つけないキュートなボケ」って言っててわかる〜〜〜〜!!ってなった。ねぇ!面白いこと思いついた!ってにこにこ〜って笑いながら披露するんですよね。キュート。まずボケる上口さんが笑ってるからね。その姿を菩薩のような微笑みで見守る鯨井さん。最終的には諦めてる。ちょっと黙ろうか、って言われてしゅんと静かになる上口さんが可愛い。
本当に本当に上口さんと鯨井さんを出会わせてくれてありがとうございます…。本人達が出会わせてくれてありがとうって言ってるの聞いてめちゃくちゃ嬉しかった。本人たちがそう言ってくれるのが一番嬉しくないですか…?
千秋楽でさっさと帽子を売ろうとした鯨井さんを遮って「本当に彼と出会わせてくれてありがとうございます!」って言った上口さんが素敵すぎて泣いたし、「そんな素敵なことをそのまま言われたら好きになるしかないじゃん!!」って後日返す鯨井さん。またそれを嬉しそうに笑いながら聞いてる上口さん。
2人とも同じ考え方してるエピソードがすごい好きだった!どちらかが話したことを俺も思ってた~~~!って必ず言うの相方感半端なかったし、男同士で気持ち悪いでしょ?!?!っていう鯨井さんも嬉しそうな顔してるし、それを聞いてる上口さんも嬉しそうな顔してるんだよ。可愛いがすぎる。一生の相方を見つけたって顔してるんですよ。上口さんも観客に向かって「いいでしょ!俺の相方!!!」って小学生男子が宝物を見せてくるように自慢してくるんだけど、鯨井さんファンとしては彼がいい人だっていうの既に知ってるから自分のもの!!!!って見せてくる上口さんに嫉妬しそうになったけど、千秋楽を見てそんな感情なくなった。
千秋楽の次の日に鯨井さんの番組「鯨井康介のおしゃべりJAPAN」のゲストに上口さん。グーテンバーグの話から出会った舞台について話しています。残り7分になった時点で1時間近く導入部分をやっていたことに気づく上口さんがすごく可愛いし、本当にお互いのこと大好きなんだな〜!ってことがわかる1時間。登録すればアーカイブで見れるのでぜひ〜!vol.6のせいやくんとサッカーを観る会もおすすめです。

ch.nicovideo.jp

私は近いうちに上口さんのファンクラブに入りインタビューだったりブログだったり読みたいと思います。

 
 
 
 からんからん、というベルを鳴らしながら登場する二人。「ど〜も〜」って言いながら出てくるから中腰で出てくるところが可愛い。まずは舞台概要の説明と自己紹介。
「バド・ダベンポート・上口、シンガポール生まれの日系三世です。出身劇団はマイケル・ジャンクションです」
「ダグ・サイモン・鯨井。モンゴル生まれの日系三世です。出身劇団はテニスサークルです」
名前のところを見てもらったらわかる通り、この役には半分役者さんの名前が入っているのですが、自己紹介のところから飛ばす飛ばす。代表作は「こう見えて学習院」だったり「こう見えて日舞踊ります」だったり。何度聞いても出身劇団はテニスサークルです、では笑ってしまうんだけど、そのあとペダステネタで上口さんがペダルを踏んでいたりやっぱり鯨井さんのわかりやすい経歴だとそこらへんの舞台が採用されるんだな〜と改めて感じました。ネタの解説はHPを参照してください。(そこまでHPに解説が載ってなかったのも良い自分で調べなきゃわからない日舞ネタ*3
この出身劇団、お兄さん組のは「出身劇団はあざみ野界隈」(福井さん)、「出身劇団は日比谷界隈」(原田さん)とぼかしてるけど全くぼかされてない感じが好き。
 
物語がはじまったらジェリービーンズの曲からOP。映画の最初の5分でわかる、と言いますがその5分のようなOP。文字が読めないことで起こった悲劇、シュリマーというドイツのある街の説明、どんな人々が住んでいるのか。この物語はどこで誰が何のために、という説明が全て盛り込まれていてすごくわかりやすい。また、ここですでに10役ぐらい役を入れ替えながら歌うのがすごい!一曲でこんなに歌い方を変えられるのか、帽子の入れ替え方ってこういうことか〜!OPからグーテンバーグの物語にグッと引き込まれました。すごい、ミュージカルってこういうことができるのか、と感動した。この後も欲しいソングだったり、チャームソングだったりこの歌は物語でこのような役割もあるんですよ、という解説が入るのでミュージカルの勉強にもなりました。
 
グーテンバーグ、一番の魅力は楽曲。
全曲可愛い。一番好きな曲は?と聞かれても答えられないぐらい全部の曲が好き。
公式さんが出してくれた楽曲リスト。
 呪いの森は本当にキュートで可愛かったな〜!(エンタステージさん動画の2分あたりの曲)振り付けも可愛いし、見習い修道士の合いの手が可愛い〜!両方の組で振り付けも少し違かったのですがその振り付けの違いがまたあっていて好きでした。見習い修道士(鯨井さん)のちょこちょこした動きが最高に可愛かった。
 
M3 あなたを読めない
ヘルベチカ(バド・上口さん、原田さん)曲。女性キーなので他の曲よりも高めなのですが、もうここは二人ともさすがとしか。「私はバカすぎてお呼びじゃないの」で鳥肌が立つ。
ヘルベチカがグーテンバーグのことを愛していて彼のことが欲しい、と言う曲、でも私はバカだから彼とは釣り合わないのと。先ほどにも書きましたが、この曲が欲しいソング。私は彼のことが欲しい、愛されたい。そんな曲です。
あと、ここでヘルベチカは初登場になるのですが、ヘルベチカは胸の大きな女性ということで胸を強調した演出がすごく印象的でした。ちょっとやりすぎかな、というぐらい。曲の中にもあるし、それしか取り柄がないと言ってはいるけど。巨乳=馬鹿という記号なのだろうか。表現として少し男子の悪ふざけのような感じにも受け取れてしまうのがどうなのだろうかとも。難しいですね。
M10 未来は今
一幕ED。M10の文字に驚いた、一幕こんなに歌ってたのか!
売れたミュージカルは一幕の最後にロックナンバーを持ってくる。ということでグーテンバーグを表す曲はこれ!と言っていいほど耳に残るナンバー。
未来を作りたいグーテンバーグと未来を潰したい修道士、。から葺屋根の上に並んだ屋根の上で繰り広げられる登場人物それぞれの想いの交差がこれからの物語を想像させてワクワクします。
お兄さん組は弟組のような派手さはなかったのですが、とにかく歌声がすごい。聞き惚れる。あと、煙突をひゅっと相手に渡していたのがすごく好きであれ弟組でもやってほしかったな!煙突でもあり、バケツでもあったダンボールは日にちが経つにつれて穴が開いたり使用感が出てたのが公演を積み重ねてきた証のようで段々愛おしくなってきてました。
弟組はとにかく後ろがうるさい。ダンサーの帽子を被って踊ってるんだけど、動きがうるさい。最高に好きだった。前で歌っている人よりも後ろの踊っている人を見ちゃう。でもそれがまた弟組の二人らしくて。ダンサーの帽子、途中で上口さんから鯨井さんに渡すのですが、鯨井さんがセンターで前を向いて歌っていてその後ろからノールックで手渡し。どこに帽子があるかわかるように上口さんが鯨井さんの腰あたりに帽子を押し付けてるところがあ〜二人で協力して作ってるんだなぁってすごく感じられた。分かりにくいかもしれないですが、派手に動いていて帽子を入れ替えながら歌っていてその中で帽子の受け渡しをスムーズに行うためにしていた工夫だったんだろうな、と。見えづらいところから二人の工夫が見えるのがとてつもなくきゅんときました。好き。
 M14 地獄に落ちてもおかしくない
基本的にヘルベチカの曲が好き。この曲のヘルベチカはダグ・鯨井さん、福井さん。グーテンバーグと修道士はそれぞれの役ではあるけど、ヘルベチカは二人ともがやる役でもあるのでいろんなヘルベチカが見れるのがおもしろい!
ここはバドはもうバックダンサーなので(笑)もうね原田さんがずるい!どこかで見たことがある動きをする原田さんがそこに。ネズミ役がずるかったね!あと急に椅子を持ち出して片手を広げて回り出す。このネタはなんとなくミュージカルがわからない私でも見たことあるよ〜!って笑ってました。曲的には教会の塔の上に閉じ込められたヘルベチカの曲なんだけど、コーラスで入るネズミだったり糞だったりずーっと笑ってしまう。
 
 
この物語は「夢」がキーワードにあって、もちろんそれはダグとバドの「夢」、ブロードウェイ進出。それは最後プロデューサーの登場で叶うのだけれど、作っていたグーテンバーグの物語が全て「夢」であったということに驚きました。夢オチだったわけです。実際の人物であるが、彼については歴史上特に記録が残っておらず、序盤では自由に物語が作れるね!と始まったわけですが、まさか「これは夢だったのです」で終わるとは思わず。確かに舞台であるシュリマートいう街は架空の街、印刷機は壊されグーテンバーグが殺されてしまうというバッドエンド。ショッキングな終わり方だからこそ観客への問いかけが効いてくるのかなと。
グーテンバーグの物語の終わりはバッドエンドでしたが、バドとダグの物語はきらきらな未来が見える終わり方。全てを通してとても好きでしたが、やっぱりこの最後のシーンが好きで好きで何度も彼らが夢を叶えるシーンが見たくて劇場に行っていた気がします。弟組のM16フィナーレ。プロデューサーが出てくるってわかっていても契約書を渡された瞬間込み上げるものはあるし、受け取って向き合う二人の目にはうるうるしていて。しかも回を重ねるたびにそこのシーンがよくなっていくもんだから千秋楽ではもうこちらもボロボロ泣きながら彼らを見ていました。歌い終わって暗転した後、小さく「やった」っていう声が聞こえてこちらが言葉を失う。ずるいんですよ、二人とも。毎回いい顔して歌っていて。素直にずるいな〜!って思ってしまう。
今まで彼らと一緒に彼らの「夢」を見てきていて。途中で「次これを見るときは僕たちは客席にいる」っていうセリフがあるのですが、何百人のダンサーがいて埃っぽいシュリマーの街があって酔っ払いも何人もいて。夢を膨らませてキラキラした目で話してる二人がとても印象的で応援したくなる。最後のシーンは彼らのゴールであり、スタートである瞬間ですごく暖かい気持ちになります。良かったねぇ良かったねぇ、って親戚のおばさん気分。終わった後はぽわって心に灯がついたような。帰りの電車の中では思い出し笑いをしそうになるし、良かったなぁってしみじみ思う舞台でした。
 
る年祭のDVDが先月届きまして。そこに収録されている板垣塾で板さんがいっていたのですが
「行動が相手の出来事になって感情になって目的になって行動になる。その行動がまた相手の出来事になって〜と続く8の字構造になっている」
なるほどな〜と。また
「殺陣はそれが連続で起きているから目が離せない」
この舞台は2人しか演者がいなくてひたすら2人の会話が飛び交っています。そのやりとりから目が離せなかったのもぽんぽんと飛び交う会話が殺陣のようだったからなんだなぁと実感しました。グーテンバーグ前に板垣塾観たかった…!
こういう風に舞台は作られていくんだな、だったり物語だったり何か創作することに関しての土台から教えていたのですごく興味深かったです。
本編も最高に面白く、未だに全て見ることができていないほどの特典の数々(ちなみに板垣塾は全て収録されていてびっくりした)、いろいろ考えると安いどころではないる年祭のDVDはこちらから購入できます

www.lehimawari-onlineshop.com

まさかのる年祭のDVDの宣伝が最後に入る

 
書きたいことたくさんあるんです。もっと書きたい。でももう9月も後半に入ってしまいました。千秋楽から二ヶ月ですって。*4ついったーでも言っていたのですが、何度も何年経ってもグーテンバーグの話はしているだろうし、一生自分の中で大切にしたい舞台です。そのような舞台に出会えて幸せ!来年でも再来年でもいつでも良いのでぜひ再再演をお願いします。それまで私はいろんな国のグーテンバーグを見たりしたいな。韓国のグーテンバーグ見たいんですよね。あっちは次再々再演?ぐらいになるのかな?M10の「未来は今」の韓国バージョンを見ていたのですが、すっごい高い脚立の上で歌っていて笑ってしまった(新宿村LIVEだったら確実に天井に着く)


[1열중앙석] '구텐버그 #5.오늘 밤 이 순간-김신의,정문성'하이라이트

前回の記事にも載せましたが、日本バージョン稽古場での同曲。


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!2018〜稽古場PV「未来は今」

知らないうちに公開されていた大千秋楽のスペシャルカーテンコール「未来は今」

 

2人しかいないから緻密に計算された脚本、演出。2人だからこその物語が大好きで何度も何度も観たくなる作品。
お兄さん組、弟組それぞれの2人の関係性が愛おしくて大好きでした。
もう何度も書いてるけど再再演待ってます!
またダグとバド、そしてシュリマーのみんなに会えますように!
 
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以下、小ネタだったり日替わりだったりの思い出し書き。
感想の途中に入れようと思ってたけどうまく入れられなかったので期間中ひたすらメモってたものを載せます(順番は入れ替え日付はバラバラ)
・プロデューサー探しをする原田さん惨敗
 「隣の人は知っている人ですか?」
 「(頷く)」
 「反対側の人は?」
 「(頷く)」
 「何人で来てるの?!」
 (知らない人だったらその人はプロデューサーだから出資をお願いして!という流れ)
・帽子の説明、上口さんが女性の帽子を被って「金麦と待ってるからー!」
・どこにでもあるような街・シュリマー。こんなことが起きているかもしれません。
 弟組→美女と野獣パロ。ベル(鯨井さん)、野獣(上口さん)
 お兄さん組→レミゼパロ。(詳しくなさすぎてわからなかった)
・上口さんの好きな食べ物は「シーチキン」(初日ネタ)
・上口さんの最近買ったものは「シーチキン」(二日目のネタ)
 「最近、どうですか?」
 「最近…」
 「ざっくばらんに振りすぎましたね!最近、何か買いました?」
 「…シーチキン」
 「?!」
 「そういう規模の話じゃなくて」
 「違う!違う!わかってるんだよ!」
 「スーパーに行って欲しくなかったですね」
 「そうだよね、ごめんごめん」
 「鯨井くんは最近何を買ったの?」
 「少し前になるんですけど、テレビ買いました」
 「いいね!大きいの買ったの?」
 「50インチ買いました!」
 「インチ?ウィンチ?(ニヤニヤしながせんら)」
 「ウィンチだったら意味変わるでしょ!」
 「家に入った?大丈夫?」
 「入るから買うんでしょ!
  やっぱり最初に見る番組って大切じゃないですか。来たのがお昼だったので違うなって思って録画してたバラエティ見たんですよ。で、丁度その時選挙の時期で。つけたら選挙速報、L字型のが出てて。だからサイズ変わらなかったですね」
・鯨井さんの最近怖かった話は「何度も同じ話を後輩にしてしまう」
 N先輩が2回同じ話をしてくるという話を後輩に3回もしていたという怖い話。
 後日のバーイベでまた話してたけど、N先輩は新納さんで後輩は秋元くんでした。月に2回は電車間違えてるし、忘れ物してるし、仕事以外の記憶力にこちらが心配になる。Twitterのタグつけは未だにできない。(これも教えてもらっているけど忘れてしまって毎回出来ていない可能性)(ちなみに下にあるバックストリートボーイズの話は鉄板ネタなのか話したことを忘れているのかわからないけど何度か聞いたことがある話でした)
・満員電車の中で呪いの森を大音量で流してしまう上口さん。
 「呪いの森〜(呪いの森の振り付け)で電車を出た」
 「ピピ〜〜〜!盛らないの、嘘でしょ!」
 「(笑)でも呪いの森流しちゃったのは本当!」
 ・中学生の時お母さんとバックストリート・ボーイズ*5のコンサートに行った鯨井さん。隣から聞こえる黄色の声に母親の女を感じる
 「だから鯨井くんが生まれたんだよ」
 「やめてよ、親の情事なんて知りたくないよ!」
レミゼで地方公演があるたびにある人が丸くなっていくと苦情を言う福井さん
 「キャストが変わるから久々に会うキャストとかがいるからすごくわかる」
 「地方だとご飯が美味しいから」 
 「持ち上げるシーンが…」
 「やる?土管のシーンやる?」
 「腰痛めるから…」
 (最終的には楽屋でやって動画あげるね!って宣言してたけど上がらなかった)
・グーテンバーグ中、車で通勤する福井さんに「一度も乗せてくれない」
 「こっちは暑い中、駅まで歩くのに涼しい車で快適そう。劇場出てすぐの横断歩道ですれ違うんだけど、その度にパンクすれば良いのにって思ってた」
・フォーシーズンとぼかしてたにも関わらず千秋楽で劇団四季とうっかり言ってしまう福井さん
・豪気な男になるためにコツコツ貯金をしている上口さん
 ご両親がデートでケーキ屋さんに行ったお話でショーケースのケーキを全て買ったお父様を見習って、いつか自分もできるようにと貯金を頑張りたいと宣言。それは堅実な男では?
 ・一幕途中で水(黄色い謎の水)を飲む上口さん、「なんなんですかそれ」という鯨井さんに水を飲ませて「間接キッス!」
 (最終的には「間接ベイベッ!」で落ち着く)
・将来やりたい役はネイマールな鯨井さん
 「ボールは友達怖くない」(座右の銘
 (急にネイマールやり出すから正直怖い)
・将来やりたい役はハウ・トゥー・サクシードのフィンチな上口さん
 「ガチなやつです」
・上口さんの座右の銘
 「愛されるより愛したい」「ロマンチストで何が悪い」
・原田さんの将来やりたい役はアニー
 (こちらがガチで見たいので関係者の皆様お願いします(めちゃくちゃ笑った))
・グーテンバーグバッジ略してグッジ
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 「耳触りがリッチだろ〜〜」(この後が続かなくて毎回鯨井さんに助けを求める上口さん)
・鯨井さん「シラフでこの状態の人が酔っ払うと怖いでしょ!!!!」
・断固として原田さんと飲みにいきたくない福井さん
 原田さんに誘われるも「車だから」って断っておきながら何故かSuicaを探している(その日は電車で来ていたらしい)
 「なんで飲みに行ってくれないの?」
 「周りから飲んだ時の話(基本的に記憶をなくすまで飲む原田さん)をよく聞くから…」
 「ちょっと誰?!そこ(後方に座ってる弟組を指差しながら)?!」
 (個人的には原田さんのお酒のお話大好きなので今後も飲んでいてほしいし、もっと話が聞きたい)
 (上の方で小さい椅子?に座ってい観ている弟組の姿が最高にキュートでした)
・「わたくし、日本語日本文学部日本語教授法、卒!」
 言葉に関しては厳しい上口さん「めんどくさいって使っちゃダメ!」
・めんどくさいの代わりになる言葉を提案する上口さん(ことごとく滑る)
 「このトークに正解がない」
 「マジで?!」
  「オチって必要じゃん?」
  「それを求めてるんだこっちは!」
 「彼には少し休憩が必要です」
 「もっと勉強する」
 「勉強するとかやめてください、僕は僕でこの時間が結構好きなんですから」
・デビルくんと修ちゃん(修道士)シリーズ

 ・デビルくんのおやつ?ご飯?を食べてしまう修ちゃん
  「ごめんってデビルくん。ネコまっしぐらって書いてあるからどれだけまっしぐらなのか気になっちゃったから」
  「まっしぐらってことは好きってことだから(?)」
 ・水を吹き出しそうになって一度はける鯨井さん
  上手側にある椅子の上にペットボトルに入ったお水があって出番がないときは基本的にそこで給水するんだけど、修ちゃんとデビルくんの時に水を飲んでた鯨井さんが水を口に含んだ瞬間に笑いそうになって袖へ行ってしまう事件が発生。ちなみに修ちゃんの後ろで行われていることなので上口さんは気づいていない。
 ・修ちゃんとデビルくんネタは全て上口さんが考えていて鯨井さんは何も教えてもらっていない
  だから上のようなことが起きるし、入るタイミング(ネタが終わるタイミング)がわからない。
 ・千秋楽で歩き出すデビルくんに歓声。
  「修ちゃんね、街の運動会出るの。だから徒競走の練習していい?」
  「ピィ」(手動で鳴らす)
  「デビルくんありがとう!位置についてよーいどん!」
  歩き出すデビルくん、その姿を見て悶える修ちゃん
  「もうね!デビルくんが一等賞!!!!!!!!」
  (そんな機能あったの?!千秋楽まで残してたの?!観客席の戸惑いからのわぁぁ!!っていう声が広がっていったのが良かった。)
 ・ サザエさんの替え歌を歌う修ちゃん
  「お魚くわえたデビルくん追っかけて、
  裸足で駆けてく修ちゃんはセクシーダイナマイツッ」
   (一日セクシーダイナマイツが離れなかった鯨井さん)
 ・ちなみに一度も「修ちゃん」はつっこまれずに終わる
・椅子に片足を乗せるシーンで勢いをつけすぎてバンと踏む外す上口さん
・ひたすら色んな役者のモノマネをするお兄さん組。
 「関係者がいたら怒られる」
・急に先輩役者の苦情を言いはじめる福井さん
 「絶対Twitterとかに書いちゃダメだからね!」
・突然、キャッツになる福井さん。最前のお客さんに怯えられる
・実は福井さんの俳優を目指すきっかけになった作品は劇団四季ではなく音楽座「シャボン玉ソラまで飛んだ」
・プロデューサー役・鯨井康介、いつものセットアップに両腕時計

 (しかしお兄さん組二人に気づかれない最後に出てきたときに自分から言う)
・プロデューサー役・原田優一「僕はブロードウェイの”大物”プロデューサーです」
・千秋楽前日に弟組を観劇した福井さんから興奮気味の長文ラインが届き、千秋楽で何が起こるか分からないと怯える原田さん
・綺麗に去っていく原田さん
 プロデューサー役で紹介され出て来て、バーーーーと話して全て綺麗に回収してチリ一つ残さずに帰っていく姿はさすがだった
・飛んだ人担当・原田さん
 実は昨年の1月の舞台で共演予定だった福井さんと鯨井さん。その舞台が中止になってしまったので原田さんと鯨井さんと登米さんのトンダカラ結成、公演をやった。グーテンバーグ初演もある舞台が中止になったから実現。飛んだ役者を拾う人なのでは?と言われる原田さん
 (これも千秋楽挨拶で急に話出すからその話言っていいの?って全員がびっくりした)
 「だからね、鯨井くんとは共演じゃないけど一緒の舞台で嬉しい!」
・特に接点はない福井さんと上口さん
 上のようにそれぞれの接点を話すけど、特に上口さんとの接点がなく「上口くんともね!」の一言でまとめられてしまう
・挨拶を一人で話してちゃんと着地点につけたことを褒められる福井さん(最年長)
 
最後に一番好きなエピソード・弟組千秋楽挨拶。
帽子販売も終わり最後の最後に上口さんが
「本当に!」
続いて鯨井さんも
「本当に!」
「「ありがとうございました!」」
と綺麗に挨拶していったんだけど、実はここ打ち合わせも全くしていなくて最後の最後に伝えたかった言葉が二人ともこれだった、と言うエピソードでした。
(本当に綺麗に声が揃っていて打ち合わせ済みだと思ってた)
 (詳しくは千秋楽の次の日に放送された鯨井ジャパンにて)
 
おわった!ありがとうございました!
 
 
 
 
 「グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!2018」
演出・脚本:板垣恭一
出演:原田優一・福井晶一鯨井康介・上口耕平
演奏:桑原まこ
日程:2018.07.18-07.29
劇場:新宿村LIVE

*1:大楽で「再再演は皆さんの声で決まります!」という原田さんの言葉を信じて大きな声で何度でも言います

*2:写真は全て撮影可のカーテンコールで撮影したものになります

*3:鯨井さんのお母様が日舞の先生

*4:ちなみにこの二ヶ月の間に鯨井さんはバーイベ、ライブ、舞台とこなし、舞台が4本イベントが2本発表されました。怒涛すぎる

*5:略してバッカス(?)という上口さん。鯨井さんはえ?そうなの?って言ってたけど実際そのような略し方されているのでしょうか?

帽子の数だけ人生がある。 グーテンバーグを観てくれ

 

こんにちは!こんばんは!観劇後、勢いで書いてます!

まず、推しさんお誕生日おめでとうございます!30歳の推しさんも最高にかっこよくて大好きだったのでさらに素敵な31歳の推しさんを見せてくれると思うとワクワクします!大好きです!

 

そしてそして。30歳最後の日の7月19日から始まった「グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!」。

発表された時から大好きな人たちしかいなくてワクワクしたのですが、弟組もといこうこうコンビの初日を観劇し、予想をはるかに超える面白さ!当日券も出ているので是非多くの方に見ていただけたら、と思いこの記事を書きます。

後ほど書きますが、学生は無料で観れるカルチケという制度もあるので是非!

 

「グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!」とは?

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gutenberg (@gutenberg_jp) | Twitter

2人の役者と帽子と小道具、そしてピアノだけで繰り広げられる舞台。

私たち観客はブロードウェイのプロデューサーやスポンサーであり、バッカーズ・オーディション(舞台作品のプレゼン)の形式で物語は進んでいきます。

テンポよく進んでいく物語、多彩な歌声、ミュージカルな専門的なことなどもお話してくれるのでミュージカル初心者にももってこい!な舞台かもしれません。でも、かなり癖が強いので注意を(笑)

劇中劇では、印刷機を発明したグーテンバーグを中心に20もの役を2人でくるくると帽子を変えながら演じています。

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帽子の数だけ人生がある。そして、言葉とはなんだろうか、と考えさせられる笑いあり最後にホロリと涙が流れるミュージカルです。

 

 

昨年日本版初演のお二人、原田優一さんと福井晶一さん、そして上口耕平さんと鯨井康介さんのコンビも加わりWキャストで上演しています。演出は板垣恭一さん。

 

原田優一さん

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原田優一 (@yuchan_yuchan_) | Twitter

舞台「レ・ミゼラブル」でマリウス役、昨年の「デパート!」を始め演出も手がけてらっしゃいます。鯨井さんとは演劇ユニット・トンダカラを結成しており、今年も何かしらやるらしい(いつまでも待っているけど、そろそろいつやるか教えて欲しい)

柔らかい歌声がとても素敵な方で演技で全てを持っていく人。圧倒的な力にいつも目を奪われる。年末のる年祭では舞台上にいる時気づいたら目で追っていた。

お話しもすごく面白くて、ぽんぽんとボケていって鯨井さんがひたすらそのボケを拾っていくという二人の関係性が好きです。

 

福井晶一さん

shouichifukui.com

福井晶一(shoichi fukui) (@shouichifukui) | Twitter

劇団四季に所属、退団後「レ・ミゼラブル」でジャン・バルジャン/ジャーベル役など多くの舞台に出演されています。

福井さんは私にとって初めましての方なのですが、経歴見てすごい人だ…!ってなった。動画などで拝見した姿は渋くてかっこいいお兄さん。歌声も低い声が素敵でした。どこかしらで原田&福井ペアも見る予定なのですごく楽しみです。

 

上口耕平さん

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上口 耕平 (@kohei_ueguchi) | Twitter

「ごくせん」デビュー、舞台「パジャマゲーム」プレッツ役など演じられています。

多彩な歌声がとても素敵でした。今回の一番最初の歌で鳥肌立った。娘役での歌、修道士での歌、全然歌声が違くて音域の広さにびっくり!あと、キレのあるダンスがかっこよかった!それと、シーチキンが好物!得意料理はトマトのクリームソースのパスタ!(初日を見た人にはわかるポイント)

ボケようとするけどうまく回収できず放り投げるし、それも多分天然なんだと思うんですけどうまくボケれなくて笑う姿がとてもキュートでした。年末の民、マイケルジャクソンの上口さんが生で観れてめちゃくちゃテンション上がったんですが、もう持ちネタですか???

 

鯨井康介さん

ogipro.com

鯨井康介 (@kujiraikosuke) | Twitter

ミュージカル「テニスの王子様」2代目海堂役、オフブロードウェイミュージカル「bare」主演や舞台「弱虫ペダル」シリーズの手嶋役も。2.5次元舞台でも活躍されています。原田さんと一緒にユニット・トンダカラ。

くるくると変わる表情と全力の演技、どのボケも落とさず拾うトーク力(過去の舞台でのあだ名は塵取り、文鎮)。かっこいい姿からキュートな姿まで揃えている31歳です!お誕生日おめでとう!大好きな推しさんです!改めて書くと恥ずかしいね!でも書き続けるとすごいことになるのでショートバージョン!

初日では1部でかけていたメガネを2部で忘れてくるというハプニングも起こす。緊張とかでふわふわしてる鯨井さんが可愛かったです!最近可愛いと言われたいみたいなので全力で可愛いところを推していきます。

 

劇中劇

この物語は劇作家ダグと作曲家バドの二人がブロードウェイを目指すお話しです。その二人が作ったものが印刷機を開発した

ヨハネス・グーテンベルク - Wikipedia

が主役の物語でした。その劇中劇を2人で全ての役を演じます。

 

村の住人たちのほとんどが文字を読めないことに憤りを感じるグーテンバーグは、皆のために何か出来ることがないかと悩む。そんなある日、グーテンバーグの助手で彼に恋心を寄せるヘルベティカの一言にグーテンバーグは閃く。

「だってこの町には読むものがないんですもの」

皆に読むものを与えようと聖書のコピーを作ることを思いついたグーテンバーグは印刷機の発明を決心。しかし文字を読むという行為が自分だけに許された特権であり、読めることが力であると知っている性悪な修道士は、若い修道士を従えグーテンベルクの発明を邪魔しようと計画する。ヘルベティカをそそのかしグーテンバーグが苦労して発明した印刷機を破壊させる修道士。それに気付かず自らの才能と発明に浮かれるグーテンバーグ。

一方、印刷機を破壊してしまったヘルベティカは、とんでもないことをしてしまったと後悔する。そんなタイミングで浮かれたグーテンバーグからプロポーズを受けるヘルベティカ。自らの罪に打ちひしがれる彼女はプロポーズを断りグーテンバーグの元を去る。印刷機をどうにか元に戻したいと修道士に懇願するヘルベティカ。しかしその願いが叶えられることはないと突っ返す修道士は、ヘルベティカが計画の邪魔になることを懸念し彼女を監禁する。そして成す術を失ったヘルベティカは自らの命を絶とうとするのだった。

やがて町で一番の年間行事である「フェスティバル」が開催される日がやってくる。グーテンバーグはこのフェスティバルで印刷機の発明を発表しようと考えていたのだ。ヘルベティカにプロポーズを断られたことで気が滅入りつつも、町の皆をあっと驚かせられると印刷機を乗せた荷車を引いてご機嫌よくフェスティバルのメイン会場である町の広場に向かうグーテンバーグ。

「文字を読めるようになれば、人はもっと賢くなり人に優しくなれる」と印刷機をお披露目するグーテンバーグ。しかしそこにあったのは無残に破壊された印刷機。ここぞとばかりに現れた修道士は、聖書を印刷しようとした行為を神への冒涜であるとグーテンバーグを責め、そしてグーテンバーグを火あぶりに処することを命ずるのだった。

 

言葉が主役と言ってもいいぐらい。言葉とはなんだ?!と考えさせられる物語。

ヒロインのヘルベティカ、名前の由来がMacで使われるフォントの名前でめちゃくちゃ笑った。

 

 

 動画

ここから怒涛の動画コーナー。

劇中ナンバー。4人バージョンで観れるのはこの動画のみです!


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!2018〜稽古場PV「未来は今」

こちらも劇中ナンバー。


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!2018〜稽古場PV「言葉ってなんだ?」

 
PV


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!:PV 福井&原田 ver.


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!:PV 鯨井&上口 ver.

 

原田&福井ペアの稽古の様子を上口&鯨井ペアのコメンタリーとともに


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!:ショートクリップ#1 コメンタリー


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!:ショートクリップ#2 コメンタリー


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!:ショートクリップ#3 コメンタリー

 

役を使ってショートコント(舞台内容とは関係ない)


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!2018〜ショートコント①


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!2018〜ショートコント②「野球観戦」編


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!2018〜ショートコント③「レストラン」編


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!2018〜ショートコント④「占い」編

 

特別座談会(今知ったいつの間にアップされてました?!)


グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!2018〜特別座談会

 

スケジュール、チケット情報

7月18日〜29日まで。

www.gutenberg-jp.com

今のところ完売は29日マチネの上口&鯨井ペアの回のみです!完売の時は当日券はわかりませんが、基本的に当日券があります。開演の1時間前から購入可能。一枚5800円。

 

カルチケって?

学生のための無料観劇チケット。少しでも多くの学生の方にこのミュージカルを観る機会を、ということで取り入れられています。

最終日までカルチケ残らなそう?もし利用希望なら早めの方が良さそうです。

学生証必須なのでお忘れなく!舞台は高いから〜って言って観にこないのはもったいない!このチケットを使って学生が観て舞台やミュージカルの面白さを実感してもらえたら嬉しいな〜と思います!(現役学生より)

 

会場

 

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新宿村LIVE

西新宿駅が最寄り。JR新宿駅からだと20分程度です。

近くにサンマルクカフェあり、飲食店もいくつかあったので困ることはないと思います。

 

グッズ

パンフレット1000円(生写真2枚つき、ペアごとに違う写真)

ポストカード500円

ビスケット400円

ほかにも福井さんのCDも売られていました。

 

カーテンコールでは写真撮影タイムあります〜!(知らなくてブレにブレた)(今日は一眼持っていく)

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ロビーには帽子もあるので写真を撮ってツイッターにあっぷ!抽選でプレゼントがもらえるみたいです!

 

 

さぁ、ここまで読んで少しでも気になったら是非新宿へ。暑いな〜じゃあ涼みにグーテンバーグ見に行こう!のノリで行ってオッケーです!

笑って笑って最後にほろり。シンプルなセットでくるくると変わる2人の役者さんの姿に目が離せません!

あっという間の1時間半、多くの方にこの素敵な時間を体験してもらえたら私も嬉しいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わがまま言う年末の民。いつか!いつか年末の明治座で鯨井さんを観れること、心待ちにしてます…!るーちゃん…!

 

 

ひとつの解としての作品「D51-651」

 

こんにちは。前回の記事含め、鉄ミュ関連お星様投げていただきありがとうございました。

 

ということで鉄ミュに続き、鉄道関連の舞台 「D51-651」観てきました。

 

ishii-mitsuzo.com

 

たまたまフォロワーさんがRTしているのを見てふらっと下北沢行っていきました。

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実はお初のシモキタ舞台だった。本多劇場とか行ってみたいけどなかなか行く機会なかったんですよね。小劇場もトンダカラ以来でした。昨年、推しさんたち大きい舞台多かったからね。推しも出てないしただただ作品が気になるからという理由での観劇も久しぶりで。学生チケットもあったんですが、残念ながら知った時には売り切れていたので(学生最後の年だから活用したかった)、当日引換券で観劇してきました。それでも4000円だから安い。

一言で感想を言うとすごく面白かったです。あのあつさがぶわっと劇場全体を包んでいて何が起きているのかわからない得体の知れない気持ち悪さ。息をするのも忘れるほど観入ってしまいました。終わった後に素直に面白かったって出るのもすごいなぁと思います。劇場出て気づいたら駅についてたし。

 

この作品の元となった下山事件国鉄三大ミステリーの一つで昭和未解決事件でも相当有名な事件だと思います。

下山事件 - Wikipedia

初代国鉄総裁が就任してわずか一ヶ月ほどで常磐線の線路で轢断された死体が発見された事件です。自殺説、他殺説どちらもあったのですが、結局殺害事件としての時効が成立し未解決事件になりました。

下山総裁の当日の動きや国鉄内での不満(第一次整理通告*1の次の日だった)、解剖結果などいろんな情報があったにもかかわらず真実は握りつぶされたような事件。もう事件に関わった人物たちはこの世にいないだろうからこの事件は解決されることがないまま残っていくのだろうと思います。解決されることのない事件の一つの解がこの作品「D51-651」でした。

 

もともと私自身、青春鉄道でこの事件自体のことは知っていた(in the box.で下山事件という言葉は出ていた)ということとミステリー小説などが好き、ということで事件概要は知っていました。実際に人が亡くなった事件なので大ぴらには言えないですけど、謎がありすぎるこの事件、小説としてワクワクしながら読みたかったなと思います。事実は小説より奇なりということで。怪人21面相や三億円事件も当時のことを知らないからこそ読み物や作品としてすごく面白いです。不謹慎だと思いますが。

作品は史実通りだったかな。歴史として残っている下山事件としての表だけではなくその事件の当事者たちのお話でした。轢いたD51-651を運転していた3人と弁護士と警察と役人。たったこれだけの人数であの狭い空間であの日を見たような感覚です。

 

まず、美術がすごかった。D51-651の再現度の高さ。どこかに展示してほしい。本物がそこにあるんじゃないか、と思わせるほどでした。また、下手側にはレールもひいてあり(最初見えずに途中で気づいたからびっくりした)、後ろ側にも全面にD51-651。奥行がある舞台だったから面白かったな。D51-651が動き出した時の高揚感はすごかった。本当にあの美術だけでも見てほしいです。

 

音楽もJAZZで時代を表現されていたなぁと思います。結構音楽の印象が残るぐらい作品にマッチしていて音楽に感情を動かされたところも多かったです。あと、音!機関車の走る音とか結構爆音で自分が轢かれるんじゃないかな、と錯覚した。同時に照明も良く、かっこよかった。取り調べの時の照明やばいですよね。あのシーン全体的に好きだった。取り調べで受けている後ろにD51-651の文字が見えてるの格好良すぎるでしょ。

 

運転していた2人の関係性がTHE国鉄という感じで好きだった。体育会系の感じ。でも、機関士の王寺さんは愛情深くてぶっきらぼうな言い方も仲間を守るためだったのかな、と思わされた。背中がすごくかっこよくてその背中を見れる機関助士のイチは羨ましいなぁとも思います。同時に助士は愚直なまでに素直な青年で可愛がられる後輩だった。仲間を信じて尊敬して愛されている人。車掌である瀬野は、国鉄労働組合の人でもある。役人になりたくなくて乗務員になってすごく頭のいい人なんだけどその分危険分子的存在として解雇通告されるから何も信用できないですよね…。

弁護士・末永ははまり役で凄かった。ちょっと胡散臭い(インテリ系)感じもあるんだけど、最後まで味方な存在、というより事件の全貌が知りたい。もしかしたら、事件の当事者ではない部外者の彼は一番観客に近い存在で事件に関わっていたのかな、と思います。同じように事件の全貌を解明したい刑事の高岡。目的は同じだけど対立関係のような感じだったのかな…。弁護士と警察って理解し合えない関係なんですかね…。最後、虚実を話しているとわかっていながら聞いて「これでもう一度捜査ができる」と言い放った姿は素直にかっこよかった。同時に未解決事件として時効が成立した時、彼はどう思ったのか。彼だけではなく全員どう思ったんですかね。運転士の方は事件から数年後、ストレス性の胃潰瘍で亡くなってしまったようですが、ほかの方たちは時効成立まで生きていたんでしょうか…。

一番面白かったな、と思ったのは役人の使い方。正直、役人の立場をわかってからもう一度見た方が面白かったんだろうなと思います。時間があればもう一回観たかった。それぐらい終わった後、役人のいた場所、言葉のピースがはまりました。他の登場人物たちは名前があるのですが、役人は名前を名乗らないんですよ。最初は警察にこの事件から手を引けと警告したりしていたので自分が不利になるから、と思いましたが、この役人一人じゃなくて何人もの役人なんですよね。時には下山総裁であり、もしかしたら警告した役人は犯人の一人かもしれない。また真面目な人でもあり、幽霊でもある。作品としても幽霊のような存在だったと思います。ゾッとしたセリフが多く、一番気持ち悪かった人。そして最後、一番希望を持ってた人でした。

終わり方、どうなるのだろうかと途中からワクワクしていたのですが、いい意味で裏切られた終わり方で。あんなに多くの疑惑やドロドロした空気が初めから最後まであるのに最後はパッと晴れ間が差したように爽やかに終わるんですよ。この作品がこんなに爽やかに終わるのかと意表をつかれました。びっくりする。本当に想像していなかった終わり方だった。

 

 観に行ってよかった。「三億円事件」と「怪人21面相」も観たかったな、と今更後悔してます。DVD化…は多分してないよね…。やっぱり舞台は生で見るのが一番だと思いますが、こうして後から作品を知った時に見れるDVDって偉大ですね…。まぁだから劇場に足を運ぶことが楽しいんだけど。難しいなぁ…。

 

D51-651、本当に面白い舞台でした。昭和の仕事をしてる男たちって仕事に誇りを持っててすごくかっこいいなぁと思います。渋くてかっこよかった。2時間笑いなしのストレートプレイ、こんなにワクワクして美しい舞台はなかなかない。素敵な舞台をありがとうございました。

 

 

 

 「D51-651」

演出:和田憲明

脚本:野木萌葱

出演:福本伸一・俵木藤汰・伊達暁・石田佳央・谷山知宏・大薮丘

日程:2018.06.23-07.01

劇場:シアター711

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:全公務員28万人のなか、国鉄は約10万人の人員削減を迫られ、第一次の通告では37000人が対象となった。

ミュージカル青春鉄道3 感想

 

 

こんにちは。前回の記事お星様ありがとうございました!

鉄ミュ!終わりましたよ!(一ヶ月前)本当に楽しくて幸せな5月でした。ありがとう青春鉄道。こんなに楽しい一ヶ月なかった。大好きすぎた。もうここで人生終えて良いのかもしれないと思ったけど、次作もあるだろうし必死に生きなきゃいけないと決意した5月でした。

感想ですが、めちゃくちゃ長いです。二万字書きました。暇な方は読んでもらえると嬉しいです。1ヶ月書き続けてきたので。

 

ーーー

追記(0629)

公演前の日記

hoshinohitomi0.hatenablog.com

 

公演以外での鉄ミュ関連の日記書きました。

hoshinohitomi0.hatenablog.com

 

ーーー

  

www.marv.jp

 

黎明編での路線たちの関係性は御本家がわかりやすくまとめていたので

 

あと推しさんによる稽古場レポート


 

素晴らしい楽曲の数々を生み出したあらいふとしさんのブログ(最新記事が鉄ミュの楽曲について)

 

全体を通して

すべてのジャンルの天才が集ってできた舞台だと思った。前提として、私は原作者のことを天才だと思っていて思つかなかった言葉や解釈があって、知らなかった角度から攻めているのがすごく好きです。好き嫌いはっきり分かれる作品だとは思うけど好きな人はかなり好きだと思う。今回演じられた「尾久駅ふたりぼっち。」のタイトルも初めて見たとき天才かと思ったし、コミック黎明編の発売の時のうつたかのポスターは本当に天才だった。*1

 本当に天才って言葉しか言えないおたくなんですが、その天才の作品に演出がついて、曲がついて、キャストが演じて、すべてが集まった時本当に素敵な作品が出来上がっていて原作ファンとしてはすごく幸せでした。今回、国鉄時代の話も多く、まさかここまで泣かされるとは思っていなかったし、その余韻をぶった切る話の積み重ね方はこれぞ鉄ミュ!という感じで爽快でした。

正直、原作を知らない人にはわからないことだらけだったと思うのでなんとも言えないんですが…。原作読み込めば読み込むほど面白いし、御本家の同人誌を読めば読むほど楽しい世界。なので是非原作を読んでほしいなて思います。さらに鉄ミュが楽しくなるよ!今度ダイマ記事でも書きたいです。

あと、国鉄時代の制服がくるとは思ってなくてびっくりして声が出そうになった!民営化して路線カラーのカラフルな詰襟になったんですが、国鉄時代は黒の詰襟で本線だけがダブルボタンで本当にかっこいいんです。衣装さんありがとう。最高でした。

 

劇場について

東京公演

円形劇場最高でした。座席が変わるたびに観える景色が違うし、あの劇場は座席全体が舞台になるのが面白いな〜と思います。その分、役者さんたちは労力半端ないと思うけど板の上と客席が混じったあの空気が好きです。作品によるけど、鉄ミュはライブなので(直也さん談)今回は作品とクラブeXがとても相性がよかったと思います。まぁ、キャパが少ないのと座席も後ろの列までフラットですごく見辛いけど。それもカバーされるぐらい楽しかったです!

 

新潟公演

 リリックシアターをホワイエも含めて都内へ移設できませんか???

すごく良かった、あのまま都内に欲しい。テーブルとベンチが多くあってランダムグッズのフリマが開かれていたのは笑ったけど、すごく便利でした。東京公演の時、交換する場所なかったから…。売店も併設されていて珈琲が美味しかったです。お手洗いも数が多いからほとんど並ばなかったし、本当に劇場に入るまでストレスフリー。劇場内も斜度あるし、椅子がベンチだったのが少し辛かったけど音響も悪くなかったしすごく見やすかった…。問題点は最寄りの長岡駅から遠いことぐらい…(バスで10分ぐらいしかも金曜日は終演後バスがなかった)それ以外すごく良かった。本当に都内に欲しい。あいあもなくなるし、あそこにリリックシアターを移設しません???

 

観劇注意~前回の雰囲気

劇場に入ったらあんぱんにスポットライトでとてもシュール。鉄ミュは観劇の注意を始まる前にアンサンブルの子がしてくれるのですが、それも凝っていてとても面白かったです!「急に奇声を発する、はだけているといった変た紳士的な路線が~」的なこと言ってて笑うしかなかった。気分が悪くなった人は駅職員(スタッフ)にお知らせしてください、とも。ここから鉄ミュ世界でわくわくしました。

観劇注意が終わったら上越上官が出てきて鉄ミュ2のダイジェスト。北陸新幹線開業のお話が中心でした。長野新幹線はこことOPのみの登場、北陸新幹線のソロはOPEDではなくここで歌っていて(演じているコウジさんが今回ほかに二役(丸ノ内線横須賀線)ある)信越が小声で「きつい」って言ってるのには笑ってしまったw後ろでパチパチ手拍子してる上越上官は最高に可愛かったです。最後、脱ぎキャラ3人(上越上官、信越、りんかい)が脱いで鉄ミュ3のOPへ。りんかいがスタスタと歩いて出てきただけで笑えるのはずるい。

新潟公演では上越上官が「ただいま〜!」って言ってて会場のボルテージがやばかったし、私もだけどここから泣いてる人が多くて本当にカオスだった。東京公演でも結構声出てたんだけどその倍以上の声に観てるこっちがびっくりしたしやっぱり鉄ミュはライブだった。新潟公演本当におめでとう…。土曜日マチネの「ただいMAXトキ」はちゃんと映像に残して欲しい!笑いよりも悲鳴が大きかった。

 

OP

各路線のソロがあるOP。各路線によって曲調が違くて聞き応えがあって最高に楽しいです!

東京公演では

ゲスト(東北、長野)信越秋田高崎宇都宮京浜東北りんかい丸ノ内銀座上越上官

の順番だったはず。曲もですが、振り付けもすごくキュートで常にかわいい。目が足りない。新潟公演での曲順は忘れた…1番線秋田だっけ?

秋田が毎公演違う食べ物を食べながら歌うんですが、半分以上はもぐもぐしてて歌えてないけど幸せそうな顔して食べてるから文句が言えない。歌詞はモニターで確認してください、がデフォ。東京楽でビーフジャーキー3本持ちで登場から笑ったしそのうち一本が歌う人たちに回されていった奇跡が起きたのは最高だった。DVD収録されてるはず。なぜか京浜がりんかい飛ばして丸ノ内に渡したときはキャストも客席も???で混乱してて、その中歌うりんかいはやっぱり全てにおいて持ってるキャラだった。むしろ一慶くんが持っている人なんだと思います。新潟公演では地元のお菓子とかもぐもぐしてて手元にサラダホープ、腰にサラダホープの違う味をつけてるのをドヤ顔で見せてきたのは笑ったし、最終的にけーちゃんに渡しててけーちゃんが他の人に渡そうとしても断られてたのがひどかった。簡単に秋田から食べ物を受け取ってはいけない。

高崎宇都宮は本当に可愛くて可愛くて!高崎の肩をバンバン叩く(結構強め)宇都宮くんは高崎大好きオーラが出てて最高に可愛かったし、あれは二区だった。高崎の「その歪んだ性格まじで治せ!」って歌詞の時後ろにいる宇都宮くん指差すんだけどすっとぼけた顔して後ろをキョロキョロする宇都宮くんが宇都宮くんすぎて本当に可愛かった。びっくりした。あんな図体してて超キュートだった。まぁ、新潟初日噛んで歌詞飛ばしてたんでけど。そのときのあひって笑ってる顔も可愛かったからもう許す…しか出てこなかった。宇都宮くんの「ほら見てよ」のところで必死に走ってるえつ上官を応援してるジュニアがいるんですが次の京浜が始まっても寸劇みたいな動きしてたのは可愛くてそこしか観てなかったです。ジュニアがお茶を渡してたり、ずーっと文句言ってるえつ上官の話を聞いてたり。推しが2人でてるけどなかなか絡むことのないキャラ同士なので本人たちが作ってくれて本当に嬉しかったです。しかもエア楽器やるときも並んでドラム(新潟ではピアノだった)やってたのが可愛くて可愛くて。本当に下手しか見てなかった、けーちゃんごめん

りんかいはひどかった。特に新潟公演ひどかった。もう何を言ってるのかわからないぐらいのビブラートだし、でも笑わずに本当に真面目な顔して歌ってるのずるい。後ろの人たちは一応堪えてるけど(澄ました顔をしなくてはいけない)みんな笑ってたし、鯨井さんは最初っから顔を後ろに向けて笑ってた。鯨井さんは顔見えてないけど、肩でわかるから!!

途中でリフレッシュ兄さんが差し込まれて!2DVDで裏で皆踊ってたので舞台上で全員で踊ってる姿見れてよかったです~!こうやって前作でウケたところは積極的に入れていくスタイル大好き!

上越上官のソロは相変わらず大好きでした!りょせくん歌上手くなったな~~って褒め褒めスタイルで観てました。キャラ自体が情けないところあったり振り幅がすごく大きいんだけど、堂々と真ん中で歌ってる姿をは本当にカッコよかったし、大好きな上官でした。上越上官のソロの歌詞が

「地元新潟のスター、地元新潟のアイドル、地元新潟のプリンス、地元新潟の貴公子、地元新潟の宝物、地元新潟の命、そうそれが僕、上越新幹線

なんですけど、これが本当に地元新潟で聴けたのが嬉しかったし、号泣だった。本当に新潟公演は観客のテンションがおかしかったので間間にフゥー!って入ってたのは笑ったし最高に楽しかったです。観れて良かった。最高だったよ!新潟公演ありがとう〜!

 

京浜東北の愛称

京浜東北東海道本線東北本線の路線をつかってるよという話。

山手線(ゲスト)が登場します。鬱気味な山手が鬱エピソードを披露するんだけど兼崎さんが最高に面白かった。ほかのゲストキャストが若いのになんで俺呼ばれたの?*2とか10年来切ってもらってる美容師に禿げてきてるって言われたとか。木戸さんもグッズの交換に出すのは構わないけどもらわれなかったら悲しい…って言ってて全力で申し訳ないってなりました。木戸さんのランブロはむしろ交換して手に入れたから元気出してほしい。やっぱり役者もグッズ交換のエゴサしてるんだなって思いました。

 

うつたか

宇都宮線高崎線が似てるよって話。

これ、3が始まる前の鉄ミュ2の応援上映の時に役者の口からうつたかって言葉が出たときはめちゃくちゃ焦った。うつたかはコンビ名。ちなみに御本家のうつのみやくんはうつたかだけどたかうつでサークルを出します。

大宮駅や上野駅とかで2路線が似すぎてて間違えるよ!って前半歌ってるんだけど本当にその通りで大宮以降に行くときは気を付けて乗らなきゃいけない。ここでの宇都宮くんのターンが全力すぎてめちゃくちゃ好きなんだけど、せーやくんの腕の長さが最大限に生かされている。すっっごいかわいい。旧車両をすべて高崎に押し付ける宇都宮くんちょーーーかわいい。(宇都宮くんに対しては常に甘々)押し付けられる高崎ももちろんかわいい。うつたかはかわいい。後半は上越上官登場でブルゾン上越。3人とも足が長いからそろってるダンス最高にかわいいしようじょうみが増し増しな上越上官が最高にかわいい。このお話しはすべてがかわいい。けーちゃんが完全によそ様みたいな感じになっちゃうのもかわいい。大宮組はかわいい。

 

ガーラ湯沢のCM撮影

ガーラ湯沢のCMのウサギの中には高崎が入っているし、バナナボートでひっぱちゃうぞ☆な話。

おこおこな上越上官がかわいい。うつたかのところといい、すごくお坊ちゃま部分の上越上官がでててすごくかわいい。前回より上越上官の表情が増えてて同じ役を1年半越しに演じるってこういうことなんだな~!ってうれしくなりました。1年半演じてきた役が積み重なってる。演技の引き出しが増えてきたな、とは思ってましたが同じ役を演じることですごくよくわかりました。推してきてよかった~!

うさ耳可愛い高崎は完全に上司に振り回される部下だし、バナナボートに連れていかれる途中で客席に同意を求めるときの「ねぇ~?」がすごいかわいかった。

 

CMといえば

銀座様のCMでくす玉割ってる人は早川さんだよ!な話

原作でもだけど「隙あれば早川さんをねじ込んでくるぞ!」の台詞が好き。ファザコン銀座様。歌の序盤がめちゃくちゃに好きで、少しずつ手数を増やしていくこーじさんはさすがすぎてずっと笑ってた。すっごい顔でエアピアノを弾いてる。あと歌詞の「フルネームは早川のりつぐ、名前がのりつぐ、ねぇすごいでしょ」が最高に好きでした。そんな名前を推す歌あったかな、面白すぎてここでもずっと笑ってた。最後の「尊敬しないものは消す」も銀座様らしくて好き。

 

ジュニアの由来

ジュニアってなんでジュニアって呼ばれてるんだって話。

高崎の話の遮り方がだんだん早くなっていって後半はほとんど話聞いてないところが好きだったし、「今日ぐらいは宇都宮に言い負かされないようにしろよ」が最高にかっこよかったな〜!

ジュニアの由来は東海の中でも収入がジュニアってことでジュニアなんだけど、理由を聞くまで東海道本線がジュニアって呼ばれることに納得いってない高崎が一応今でも尊敬してるんだなって感じが出ててよかった。あんな風になっても尊敬されてるよジュニア!

 

ジュニアックホームズ

埼京線がいなくなったのでジュニアックホームズが華麗に解決しない話。

ジュニアックホームズのイントロだけでテンション爆上がり!!!大好き!!!!もっと踊って!もっと歌って!ってなる。歌の最後にベンチの上でポーズ取るんだけど新潟公演では横からでてくるから所定の位置まで移動させてからポーズ決めてたのが最高に小者感出てて好き。ジュニアックホームズの歌はカラオケで歌いたい鉄ミュ曲No. 1。

埼京線がいなくなったのでりんかい線がでてくる。でてくるだけで面白いからずるい(2回目)しかも今回ほかの仕事の関係でりんかい線のところ全然稽古できなかったらしいけどりんかい線が完成してたのもずるい。最終的には共演者たちから一慶=りんかい線って言われてるのめちゃくちゃ笑いました。残念ながら客降りで握手することは叶わなかったんだけど、「どこから来たの?」は全て天王洲アイル駅にされるし、「国際展示場駅」って言われたときの嬉しそうなそれです!みたいな声が可愛かった。

最終的に出てきた横須賀が寝てる埼京をロッカーに入れて鍵閉めたってことで解決したんだけど、そこからジュニアとりんかいの対決始まる。意味わからないと言われてもこっちも意味わからない展開だから仕方ない。ジュニアックホームズって意味わからないものだから……。けーちゃんにクラッシュされて終わりなんだけど、東京公演で客席通って帰って行くときにジュニアが小声で「今日こそは許さないからな」ってけーちゃんに言ってたの怖すぎた。ヤクザすぎる。しかもマイク入ってないところで言ってるから余計怖い。

 

常磐線と千代田線のハロウィン

絶妙に勘違いしてる常磐と千代ハロウィンの話。

すっごいかわいい。(鉄ミュはじまってから千代田に落とされてる)東京公演では倒れた千代田が盆に乗ってて回るんですが、新潟公演では回らないから常磐が足を持ち上げて千代田を回してたのにめちゃくちゃ笑ってしまった。すっごいおもそう。いたずら成功したときに起き上がった千代田が常磐にハイタッチを求めるんだけど、すっごい雑にパンってやる常磐が最高だったし、そのあと千代田が最前の人に決め顔がめちゃくちゃイケメン。新潟公演で目の前の人がされてたんだけど流れ弾くらっただけで結構やばかったから多分やられた人は死ぬ。すっげーイケメン。その後ろでわいわいやってる常磐が最高にかわいい。

 

L.L.L.(ましゅーくんゲスト回)

双子新幹線の開業のお話。

鉄ミュ2で高崎がいなかったのでうつたか排除したバージョンだったのですが、ようやく4人が揃ってのL.L.L.の再演でした。まさかまた演ってくれるとは思ってなくて完成形のL.L.L.が嬉しすぎて泣いた。原作の東北上官の言葉がすごく好きなのですが、そこのセリフが全て曲に練りこまれていて。「きちんと前を見て歩け~」のところでふと顔を上げて「全てを背負うのがお前の義務だ」の上越上官がすごく綺麗で世界一好きです。ここの表情に全てが詰め込まれてる。再演で1年半の時間がたったからこそ推しの表情が幅広くなってきたことを感じたし、こうやって制作がこのお話を大切にしてくれて4人揃って完成の物語を見せてくれて本当にありがたかったです。温かい缶コーヒーが飲みたくなるね。もちろん双子新幹線の関係性もそうですが、部下であるうつたかの関係性も「あいつのことが嫌いか」「何故そのようなことを聞くのですか」で全てを説明してるのが好きすぎて辛い。そういうことだよ。好き嫌いって相方を考えるより先にその言葉が出てくるってすごいなぁと思います。羨ましい。

 

上越上官と上越線信越線の数年間(りひとくんゲスト回)

上越線エピソード詰め合わせ。すごくりひとくん頑張ってて応援上映したくなった。可愛い。でも、まさか上越線がりひとくんだとは思ってなくて発表された時びっくりしました。長野上官はもう出ないだろうしどうなるんだろうとは思ってたけど今後も出れる役がついてよかった!成長しても大丈夫なようにズボンの裾も長かったしね!

北陸新幹線開業前

圧倒的にえつ先輩が可愛い。あれこんな美少女みたいなビジュアルしてたっけ…と考えさせられた。壁ドンされるえつ上官とか候補生感出てて可愛かった。「ばか」しか悪口を知らないお坊ちゃん・上越新幹線…。信越も言ってるけど本当になんだこれで終わる。親バカな上越先輩と甘える上越上官

②2年後、2016年

駅構内に「北陸新幹線で新潟へ!」というポスターが貼り出される。

高崎組可愛いよね〜〜〜ってなる。北陸新幹線では新潟へは行けないからねっておこな上越上官可愛いし、それをしっかり気づいて剥がす上越先輩も甘々だし、寒暖差で子供のズボンの裾の長さが長くなることを危惧する信越は通常運転。ネタをやらせてもらえない高崎も通常運転。

上越線土砂崩れで運休

結局上司として上越先輩に甘々な上越上官。

先輩の走れないという自体に上越線より上官の方がうろたえる。可愛い。上着脱いだらなぜかセーラー服を着てるのも?!だけど通常運転だからなぁ…。大人の男がセーラー服着てるのに何も疑問を持たない周囲もおかしいし、舞台の中でもセーラー服を着ている姿は普通になってるのもおかしい。冷静に考えると何かおかしいなってわかるんだけど見てるとわからないから…。可愛いなとしか考えられなくなる…。

最後に高崎がはけるとき上官と信越から脱いだ上着投げつけられるんだけどすっごい勢いで両方に同時に投げつけられる高崎が不憫でいつも通りだった。

上越線「のどか」信越廃品マーケット

お座敷列車信越の切り売りされた部分を売っちゃうよ!な話。

信越が気持ち悪い(通常運転)。最後にもやってるんだけどここでも裸マフラー。目線に困る。信越のソロがあるんだけど、ショタが買っていったことを知った時の歌の変化の度合いが気持ち悪い。知ってたけど気持ち悪い(褒めてる)そしてソロ前半では横で上越組が信越の部品を客席に売ってるんだけど、上官買ってもらえたらお金しっかり数えて、断られたら「そっか〜」って顔して他の人に売りつけててすっごい可愛かったし、最終的にはただただ部品を投げてたの最高だった。適当!可愛いな〜って信越見ずに上官見てたけどその上官もセーラー服だし何かがおかしい新潟組。そんな新潟組が大好きです。

 

新潟公演追加話

新潟公演の話。どこに入ってたか忘れたのでここに書いておきます。順番は適当。

①西武池袋vs東武東上ファッション対決

沿線の大学の女子大生がファッション対決するからなぜか路線たちも対決する話。

くるとは思わなかった。黒い布を纏って堂々と歩いてくる2人にめちゃくちゃ笑うし、東上のTシャツは秩鉄Tシャツだった。本当に東上の愛がすごい。それを見ておお〜って感想いう秩鉄も適当すぎてすごい。あの愛をスルーする秩鉄すごい。

秩鉄東上のデュエット

まさか秩鉄に新曲が…!しかも東上と…?!

東上が考えた最強の鉄ミュになりつつある新潟公演。

東上が某アニメのコスプレして出てくるから動揺したけど嬉しかったです!1の時のあのコスプレです!秩父舞台のあのアニメの白いワンピース着た女の子のコスプレです!歌もすごいけどコスプレにびっくりしすぎてそれに埋め尽くされる。でもずーっと東上おめでとう、おめでとうって拍手してた(手拍子)そして後ろのモニターにはカラオケ風の映像で笑いました。凝っている。

東上線ひとりぼっち。

秩鉄が上線と相互運転を切って西武と始めた時の話。

新潟初日、アナウンスで悲鳴が上がってさらに二人で列車ごっこしながら出て着た瞬間悲鳴が上がった。1でやってた話でこれも生で見れるとは思ってなかった…。ずっと一緒に歩いてきたのにどんどん足並みが揃わなくなってきてついに手を離すっていうの本当に悲しい。電車ごっこしてる二人本当に可愛いのでそうなる運命なの悲しい。

西武池袋線登場

バンザーイ!池袋の歌好きなので聞けたの嬉しいし、会長バンザーイを再びできて最高に楽しかった。「これはもはや儀式です」は笑う。

ふっかちゃんエクスプレス

秩鉄ふっかちゃんエクスプレスを走らせるよって話。

東上が振り切れすぎてて池袋が常識人に見える類稀なるお話です。原作の東上って結構冷静なところもあるんだけど、ミュの東上は常にメーターぶっ壊れてて怖い。高崎さんも大丈夫なのかなって心配になるぐらい振り切れてるのが怖い。東上可愛いんだけど恐怖も感じる。

 ⑥相方に言われた嫌なことはなんですか

うつたかのお互いに言われた嫌なことをいうお話。

嫌なことを言われまくってる方は簡単に思い出せないものです。っていう天の声が高崎の不憫さを引き立ててる。うんうん悩んでる高崎が可愛かったです。それを言い笑顔で眺める宇都宮くん。それもあるけど、高崎なまこだから忘れてるんだろうな…なまこ崎…*3

OP前ので上越上官が言った「ただいMAXトキ」はこの話の原作で東北上官が言ってドン引きしてたから意気揚々と言ってる姿は貴重だな、と笑いました。

 

前略早川様

東京地下鉄ができたときの銀座線と丸ノ内線の話。

もともと原作でも好きな話だったから嬉しい!これも新潟公演がすごくよかった。丸ノ内が本を受け取る演出とかは東京の方が好きだったけど! 銀座の早着替えで千代田が手伝ってるの好きでずっと見てたかったし、紐タイを調節してる真剣な表情が可愛くて横からも見れる円形劇場万歳!だった。

やっぱり最後の歌が大好きで。歌い始めが「銀座っていうんだ、あんたの名前」って丸ノ内が言っててそんな名前がついたところでって表情してる銀座が「早川さんの言った通りになるな!」って言われた時の信じられないって驚きと喜びが混じった表情の変化がすごくすごく良くて。子供らしい、というか今までやさぐれてた銀座にスーッと日が当たって暗い負の感情しか話の中で見せてこなかったから余計そう感じたんだと思います。丸ノ内に手を引かれてようやく負のループから抜け出せた。丸ノ内って底抜けに明るいからこそ銀座の手を引けたんだと思うし、今の二人はここから始まったんだなぁと思うと胸が熱いです。その二人の後にまた一人一人と家族が増えていって。暗い過去しか見てなかった銀座に明るい未来を見せてくれたのは丸ノ内だし、早川さんという存在に縛られず歩き出せたのも丸ノ内、そしてメトロの家族のおかげとしみじみ思います。他社に比べてメトロって家族感強い。一人で大切な人すらも奪われた銀座に家族ができてよかった。

他のお話でもあるんだけど、本当に曲が良いし印象に残るからミュを見た後に原作を読むと歌い出してしまう。本当にほとんど原作の台詞通りの歌詞だから読んだ瞬間歌い出す!もう普通に読めないのかなぁと笑いつつこんな素敵な曲に仕上げてくれることに感謝しかありません。

 

秋田さんと山形さん

山形新幹線が天然記念物のカモシカをはねた話。

ちょーーかわいい。無表情で山形を避けるあきたすっごいかわいいし、食べちゃダメって言われてたのに塩振ってる秋田がかわいい。すごい、千代田と同じ人とは思えない。山形上官もたしなめる姿すっごく可愛くて東の上官たちめっちゃ可愛いな?!ってなる。この後にでてくる上越上官も可愛いからその通りだった。

 

山形のとれいゆのカラーが青すぎる

山形新幹線とれいゆのカラーが新しいステンレスの保護のために貼ってある青いフィルムに似てる話。

カエルを捕まえようとするえつ上官が最高に幼女で可愛さに驚かされた~!最高に可愛い。捕まえたカエルを秋田に差し出して塩を振ってもらってるのも可愛い。そしてカラーに納得してない山形も可愛い。前の話に続き可愛い〜〜〜って感情しか出てこないのですごく幸せだった。東京公演では最後えつ上官通路をカエルの格好で飛び跳ねながら帰っていくのがすっごく可愛かった。

 

台風の日それぞれ(東海道兄弟の場合)

台風の日は絶好のリニア運転日和だよ!!!!な話。

リニアラブな兄さん、兄さんラブなジュニアが台風でも通常運転。でも書き置きに「前略早川様…」って言い始めた兄さんにそれはやっちゃいけないとちゃんと注意するジュニアは年長者ですごく好きでした〜!そのあとの動揺?しながらのさすが兄さんに日産トヨタとか小ネタ挟まれてて、でもネタがわかりづらいからそこまでウケてないのがよかった。そのあとの段差がありま〜〜すって言いながら階段降りてく方がウケてた。

 

台風の日それぞれ(うつたかと横須賀線とけーちゃんの場合)

 寝袋があれば台風で電車が止まっても安心!って話。社畜精神が染み付いてる。

宇都宮くんは足が長いなぁってしみじみ思わされる。「お前のついてなさも日常になるのかね」な高崎もそこそこついてないし、2路線が遅延してるの結構日常的になってるからな、と沿線民言っておきます。常にお金が足りない高崎とそれでもお金を貸してくれる宇都宮くんは安定のうつたかで大好きです。

そこから某ペンギンの寝袋(というより着ぐるみに近い)を着た横須賀が出てくるんだけど、可愛いし、机の下で待機してる姿が横から見えたのがすっごく可愛かった。迷惑そうなけーちゃんも良かった。

 

東海道兄弟SHOW

 東海道兄弟が歌って踊る素敵なSHOW TIME

2から!念願の!ジュニアの!おもらしです!145歳だから仕方ない!堂々と舞台上でもらせるのも青春鉄道だから!

こうやって書いてると特殊性癖ある人みたいだな…。ジュニアのは推しがやりたいやりたいって言って叶いました。舞台上で漏らすのは快感だったそうです!そういうところ全力なの好きだし、漏らしたあと自分で始末してるのジュニアって感じで好きです。本線様の威厳0。好き。

東京公演では上でミラーボール回ってるし、最高にノリノリで楽しかったです!兄さんコールもっとやりたかった!前回のリフレッシュ兄さんが恒例化?したし、これも次回もやってくれるといいな〜!盛り上がり方が異常。はけた後の裏が異様に盛り上がってたらしいのでDVD特典に入ってるといいな〜と願ってます!いや入ってるでしょ!楽しみです!

  

in the box

常磐と千代田の大震災の前と後のお話し。

今回の鉄ミュの中でも私的一番は常磐、千代田のIn the box。黎明編に収録されている話のものは全てよかったんだけど、In the boxの円形舞台を最大限に活用していて、漫画を一切崩されておらず、どこか小劇場くさいあの感じが最高によかったです! 
路線の擬人化だから走ることができないというのは存在意義に関わる問題であって。あの話が発表されてた時って全線復旧の見通し立ってましたっけ…?先生にはこの話を描いたからには常磐が全線復旧した時にはこの話の続きを描いてもらわないと報われないのでよろしくお願いしたい…。 *4
青鉄の醍醐味って「言葉」だと思っていて。その「言葉」が最大限に生かされているのって黎明録なんですよね。黎明録のすべての言葉が重いし、ストレートに伝えてくるところがものすごく好き。ある言葉をきっかけにすべてが変わることがあってさらにそれが重さになって。その中でも時限爆弾のように言葉の重さを背負ったのが『In the box』で今現在でも続いている話だからこそその重みが増しているなぁ、と思います。たぶん2020年の全線開通以降は話の感じ方が違うし、今だからこそミュージカルでもやるべき話だったのかもしれない。
小劇場くさいのは千代田のモノローグの多さだと思うんだけど(むしろ漫画通りだから元々がそうだったのかも)、一貫してこの物語は千代田の話であって、箱の中にしまうなど抽象的表現がそのように感じさせたのかな…?
話の内容は原作通り、むしろ先が見えているから始まった瞬間から涙が止まらなかった。「(仙台へは)新幹線でもいけるしな」という冗談で言っていたことが現実になってしまうこと。国鉄時代の下山事件で言葉の重さを実感した千代田の中でもうこれ以上は箱の中にしまう話は作ってはいけないと思っていたはずなのに冗談で言ってたその言葉が通りになってしまったのは常磐本人とは違う辛さではあっただろうな、と。
そして、自分が言ってたその言葉を本人に言われてしまうのは一番堪える結果で終わってしまって、箱にしまうしかなかった。「In the box」の主人公は千代田だから当事者ではないからこそ客観的に見ることができる物語で、冗談で言っていたことが現実になるっていう出来事って、意外とあるから言葉の重さを再度確認させられたなぁ、と思いました。千代田は箱の中にしまうことで蓋をしてしまったけど、現実になったことが自分じゃない分、どうやって傷つけばいいか分からないよね…。
あとは円形舞台の使い方が最高だった。むしろこの話のためにクラブeX使ったのか?ぐらい。電車内、お互い背を向けて座る形も円形でしかできない演出方法だし、座るブロックによって全く見え方が違うのがこの物語をさらに広げてた。片方が見えているときは片方の表情が見えなくてそこが想像を掻き立てられて漫画以上の景色が広がっていたなぁ、と思います。これこそ漫画の「間」をすごく上手に使っていて、2.5次元舞台の面白さ。

とここまでは東京公演中での感想でした。新潟公演で円形じゃなくなったときどうなるんだろうって思ってたんだけど、損なわれることは一切なくて、むしろ表情がさらにプラスされてさらに泣かされた。千代田の表情が本当に良かった。「俺はあの後一割減給一ヶ月だった」の後に千代田のふって少し笑ったような声が入っててしょうもねーなっていう笑い方からの「バカかと思ったけど」の笑い方が本当に良くて。それと二人で並んで座るときに常磐が頭ぐりぐりって千代田の肩にしててすごく可愛かったし、それを愛おしそうに見る千代田の表情が本当に本当に良かった。千代田本当に良かった。モブなのに。こんなにかっこいいって聞いてない。

 

フライング東上

秩鉄との直通運転してた観光列車が復活したよ、っていう東上線喜びの歌。

In the box.の余韻をすべて消す。いやすごすぎてびっくりしたし初見はフライング東上ぼろぼろ泣きながら見てた。(二回目以降は覚悟ができたので涙をひっこめる努力をした) 東上のかわいさを煮詰めた暴力的なかわいさが売りの歌なんだけど、本当にフライング東上が復活したよ!ってだけの歌。山陽さんの500系がないってだけの歌と同じぐらい内容がない。あとフライング!東上!って声出さないと怒る。高崎さんは信越含め客席に声を出させることが多いんだけどやらないと怒るから一生懸命やる。まぁ途中から楽しくなるのでオールオッケーです。本当に東上はかわいい。

 

ジュニアックホームズ

 東上線秩鉄を求めていて、兄さんがここまでほとんどセリフがないことが判明する話。

正直ここなんてまとめればいいんだ?って混乱する。通常運転ジュニアックホームズです。

東上の「いつもね、朝目覚めたら秩鉄と結婚してるって思って起きるんだけど何回起きても結婚してない」っていうセリフは常に前向きに朝起きている姿勢を見習いたいと思わされました。そのあとの横須賀、ジュニアの「一万回ダメでも一万一回から何か変わるかもしれない」「夢は叶う!」は目覚まし時計のボイスとしてほしい。前向きに起きることができる。すごい。

最後に兄さんが出てくるんだけど、ここまでりひとくんがゲストの日はOP前に台詞があるけどりひとくん以外がゲストの日は台詞すらない(モノローグと歌のみ)のですごい。さすが兄さん!もはやシンボルだね!

 

山手線のアイデンティティ

山手線の新車が一日持たなくて山手くんが落ち込んでる話。

別名内回りの人形で遊ぼう!のお話です。ここは完全に日替わりお遊びだったんだけど、家の鍵が出て来たり通帳が出て来たりする某年末舞台を思い出す大喜利大会でした。一番面白かったのは山手登場の京浜東北の愛称で美容師にハゲてるよって言われた山手(兼崎さん)が鏡前にあった直也さんの育毛剤を持って来た回でした。最終的には兼崎さんにプレゼント。年齢的にね…特に.5なんてウィッグかぶって舞台に立つから仕方ないよね…。

あとはルパンのモノマネだったりポケモンのモノマネだったりいろんなことしてて面白かったです。たくさんDVDに収録しててほしい。でも著作権的に無理なの多そうだからとりあえず育毛剤の回は入れておいてほしい。

 

りんかい線20周年記念「駅アート展」を開催

そのままの話。

りんかい線の本領発揮(いつも)。駅アート展に飾られる写真は全てりんかいのブロマイドらしいので見にいきたいです。客席に向けてポーズ決めるんだけど脱いで投げキスするだけで面白いからりんかい線はずるい。何度でもいうけどりんかいは出てくるだけで面白いのでそこから何かするのなんて面白いに決まってる。

全部の写真、りんかい線がキマってたので是非販売して欲しかった。神戸ではりんかいのブロマイド完売したみたいでさすがだな…って思いました…。初代ブロマイド完売させた男…。

 

例えが通じない奴

ファザコン銀座様には早川さん関連の冗談は通じるわけがないよ、な話。

ここの千代田と丸ノ内のテレパシーのやりとりが最高に可愛い!構いたくなっちゃうお父さんと少し反抗期混じりの息子って感じで親子みたいに可愛かったです!その横でふふふと笑ってる銀座様も通常運転だし、メトロ組がいつも通り可愛いな〜!ってなったお話でした。あと、銀座線(きめ様)が常磐線(きめ様)の遅延を池袋(きめ様)ネタでいじるという奇跡が起きてた。すごい。

 

山陽さんの遅延が2時間を超えました

2時間超えて払い戻さなくてはいけなくて、怒り爆発してる兄さんを山陽さんに合わせたら殴っちゃうから治療費も含めて2倍の出費になってしまうお話。

めちゃくちゃ笑うお話なんですけど、山陽さんのサンドバックが出て来た瞬間号泣。2の時のビジュアル撮影でたまたまムカつく顔の山陽さんの写真を撮ってたらしくそれが舞台上で兄さんにタコ殴りにされてました。山陽さんはやっぱり青鉄には欠かせないキャラだし、多分元々3にも出る予定だったと思うんだけどこうして少しでも出たことがすごくすごく嬉しかったです。英治さんいつまででも待ってるからね!また東海道上官と共に肩を並べてる姿が観れること、楽しみにしてます。

と山陽さんサンドバック登場に泣いているところに兄さんがタコ殴りするわけですが、その隣で審判?やってるジュニアが鯨井さん*5すぎたのでもう笑うしかなかった。全然湿っぽい空気じゃない!というか元々湿っぽい空気になるわけがない話なので普通に山陽さんとして話に参加してるのが嬉しかったです!そして、毎公演本気で殴りすぎてサンドバックの山陽さんを張り替えてたっていうエピソードがよかった!あと、あの山陽さんブロマイドでもステッカーでもいいんで販売希望!普通にほしい!顔がいい!

 

上越とくじ

新潟で駅弁を買うとくじが引ける話。

ここの上越上官もかなり幼女だった。駅弁買って引けるくじでもらえる某ペンギングッズが欲しいから部下の高崎に駅弁を買わせる話なんだけど、ペンギンの人形を抱えてる姿がキュートですごく可愛い。本当に3になって可愛さが上乗せされすぎてて動揺する…。結局、くじは当たったけどペンギングッズではなく駅弁が当たる。実話。駅弁買って駅弁が当たるくじって新潟、頭おかしいでしょ…と同時にさすがだわ…って思うから青鉄の新潟の路線たちに洗脳されすぎてる。最終的には高崎にペンギングッズ買ってもらえてご満悦な上越上官が可愛かったです。

あと、序盤の「大変だ高崎、夜ご飯を食べに行こう」な宇都宮くんもまた最高に可愛いし大変だ高崎が見れて嬉しかった!原作ファンとして!高崎がアドリブで返したりもしてたんだけど、「それ夢に出て来たわ」って言った時の宇都宮くんの笑顔がすっごい嬉しそうだったし、本当に直也さんの夢に出て来たらしいから笑いました。うつたかも美味しいお話。

 

エアセクション

京浜東北線がエアセクションで架線を切ったよなお話。

「これ前に高崎でやったやつだ!」からの新潟公演で追加された「恋と部活も頑張る!」な某赤ペン先生がめちゃくちゃ好きだった。学んでも同じことは繰り返される。

 

山形新幹線の新カラーが発表された

東北にカラーを取られた山形が新しいカラーになった話。

またの名を秋田上官のもぐもぐタイム

日替わりで何かしら食べてる秋田上官を見るお話でした。東北新幹線の駅弁だったりお寿司だったり色々食べてた。一番会場をどよめかせたのが東京楽の白い塊。何あれ?って客席がざわざわしてたんだけど途中からみんなもしかしてあれはバター…?いやそんなバター丸かじりしないでしょ…ってなってた。バターでした。私は上手側で(秋田上官は下手側にいる)最初豆腐かと思ったんだけど柔らかい感じじゃないしチーズかな…って思ってたら終わった後に下手側に座ってた友達があれはバター…って教えてくれて衝撃を受けた。あとから先生のツイッターでなんでバターだったのか分かったんだけど、バターってそのまま食べませんよね…?あのどよめき的に一般的にバター丸かじりしないんだと思うんだけどあの食べてる姿見てたらどっちなのか分からなくなる…。

あと、新潟公演では地元の駅弁食べてた!すごく美味しそうだったので私も帰りの新幹線で食べたんですが、その駅弁を作ってるお店が嬉しそうにツイートしてるのを見てほっこりしました。こうやって地元の活性化に繋がるのもいいよね!あとほんとに美味しそうに食べるからこっちも食べたくなるんだよね!流石にバターは食べたいって思わなかったけど!

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口に含んだまま台詞を言うから何言ってるか分からないし酷い時は口から食べたものが出てくるしそれを拾って食べるし食い意地が秋田上官だった。

それと、さっきのペンギンを持って話を聞いてる上越上官が最高に可愛くてよかったです!本当に可愛い!キレた東海道上官にペンギン投げられるんだけど、ペンギンを労わる姿も最高に可愛かったです!いや本当に今回のミュでは常に上越上官可愛いから可愛いっていう感想しかなくて申し訳ないんですが本当に可愛いのでDVD出たら見てください…!

 

僕らの3時間戦争2018

民営化で起こる在来線(一部新幹線も)の仁義なき戦いの話。

これは同人誌から、持ってなかったのでミュに合わせて発行された再録を購入しました。ミュ未登場キャラも多いからショートバージョンだったけど、国鉄制服!銃!日本刀!で最高に美味しいお話でした。東海道本線VS東北本線で「東海道本線、君は古い」「いつかお前とは決着をつけなくてはいけないと思っていた」とか初めから2人が本線の顔してて最高ー!!ってなったし、終始萌えで言葉がなくなった。まぁ、民営化の経費削減であんぱんのあんこがこしあんつぶあんかどちらかになるってだけの話なんだけど。正確には東海道本線こしあん派)VS東北本線つぶあん派)。しょーもないけど他の在来巻き込んで首取り合戦してるの最高でした。

一番好きなのが結局、うつたかなんですが(みんな大好きだよね!)高崎が東海道側に寝返った時の「僕の支線なのに」が東北本線様すぎて良かった。「大宮あたりで停止信号だしてみろよ」「それとも架線ぶった切ってやろうか」って殺陣が始まるのは最高だった。そのあと東北側に戻って東北本線の後ろに立って銃を構える高崎とか死ぬほどうつたかだし、育てた2人に最終的に追い込まれる東海道の図が最高だった。最高しか言ってないけど全てが最高だった。

あと新潟組がめっかわ。えつ上官のようじょみが濃縮されすぎてる。信越とのネタは涼星くんが考えてるんだろうな!る年祭の成果が早速ここで発揮されるとは思わなかった。る年祭の時よりすべる率高かったけど心が強くなった涼星くんにとってはあまりダメージがなかったみたいで良かったです。どのネタも面白かったけど、最後の「そんなんじゃ乱舞できませんよ〜」「やだ〜乱舞したい〜」が一番面白かったしボソッとしょーたくんが「ミュの方」って言ったのが多分一番笑い取れてた。「短パンも履くから〜」「後輩のバーターでもいいから〜」も最高に面白かった。東京楽では信越も脱いだんですが、次のシーンすぐに殺陣があって衣装着るの間に合わなかったのか一番上のボタン止まってないしマフラーもつけれてないし捨て身の脱ぎだったんだなぁって笑いが止まらなかった。この信越の殺陣のシーンめちゃくちゃかっこいいし、逆手持ちでブンブン刀回すの本当にかっこいいんだけど笑ってしまった。捨て身のネタ。

東海道上官が出てきてこの戦いは幕引きなんだけど、鯨井さんの念願だったおもらしがここでも取り入れられててめっちゃ臭そうな顔してる周りの在来とえつ上官が好きでした。

鉄道擬人化の舞台で殺陣とかなんでって感じだと思うのですが、青春鉄道だから…。尾久駅ふたりぼっちでもそうですが、結構日本刀とかって国鉄時代の象徴として青鉄内でも描かれているから殺陣はありです。何が起きても青春鉄道だからで済ませてしまう。とりあえず殺陣シーンはめちゃくちゃかっこよかったのでオールオッケーです!

いつか全員で完全版が見たい。2018ってついてるタイトルは今後もやる可能性がある、とパンフレットで言ってたので完全版観れると思ってる!中央vs総武が観たい!本線同士の戦いってやっぱり最高にかっこいい!

 

北陸新幹線、奈良を回避するルート浮上

西日本に振り回される北陸上官と新潟嫌ミーズの歌。

鉄ミュ2では裸手袋という衣装が爆誕してたんだけど、鉄ミュ3では裸マフラーという衣装も誕生した。絵で見てもヤベェな、って思ってたけど実際にやられると破壊力やばいしどこを見ればいいのかわからない。信越、わがままボディすぎる。しかも隣で踊ってるのはセーラー服を着た上官。新潟組はカオスで詰まってる…。特に煮詰めたような二人がミュで主要キャラだから新潟組はただの変態みたいになってるけどその通りだったな…って思い直しました。だいたい変態だよ。

嫌ミーズの曲、ちょー可愛いんですけど歌詞はディスりなので穏やかではない。途中の上越上官が「ちょいちょい僕のことディスってない?」が可愛いし、「そんなことありませんし、大人には興味がありません」の信越はどこに行っても通常運転で安心する。

 

尾久駅ふたりぼっち。

一区と二区と高崎線東北本線宇都宮線の話。

全体を通してのところでも書きましたが、原作でもトップ3の中に入るぐらい好きな話。国鉄時代のお話で青鉄での本線の重さが描かれてる。新幹線が出来てからは上司(新幹線)、部下(在来)で在来の中でも本線支線とかはあまりなくなってきてるんだけど、その前は在来の中で本線、支線って結構立場の差があったよ、というお話です。日本初の私鉄は高崎(一区)なんだけど、最終的には東北本線(二区)がその路線も奪って本線になったっていう鉄道歴史絡みなのでそこらへんは史実読んでください。ずっとお兄ちゃんだった一区が全て弟に持ってかれて折り合いがつかなくなった感じかな…。まぁ簡単に言えば兄弟喧嘩なんですけど、鉄道として生きてるから路線を奪われたっていうのはおもちゃを取られたとかの話ではないしただの兄弟喧嘩だったらよかったのにって思います。本人たちの気持ちはなく、上が決めることなのでどう折り合いをつければいいのかわからないし、いやでも顔を突き合わせなければいけなくて。

途中で一区二区時代の話があるのですが、そこも一区の真似をする二区がいて。二区にとって一区はお兄ちゃんであってヒーローのような存在。東北は本線として上に立たなくてはいけなくなった重圧感と高崎は本線になれず奪われていった喪失感ですれ違ってるし妥協点が見つけられなかったんだと思います。ここでEDの歌詞の「あの頃僕らは幼かったから」がめちゃくちゃ効いてくる。この頃を乗り越えての今の2人だから本当に大切なエピソード。

最後のシーンは公演を重ねるごとに気持ちの入り方が気持ち悪いぐらい(ほめ言葉)に良くなっていってた。「本線は重い。」と歌いながら銃をもつ東北本線は他のところでは弱気な部分を見せない分グッとくるものがあって。がくんって膝から崩れ落ちてから銃を自分に向けて高崎に握らせるんだけど、そのあとの歌詞でやっぱり高崎はお兄ちゃんだなぁって感じました。その言葉に涙を流す東北本線は美しいし、もう本当に言葉に出来ないぐらい好き。最後の高崎の歌詞は歌っているバージョンと台詞になってるバージョンがあったのですが、台詞のほうが好きでした。尾久駅ふたりぼっちのこの曲めっちゃ好きだったのでもう生で聴くことができないんだなぁって思うとすごく寂しい。もし、鉄ミュのライブとかがあったとしても尾久駅ふたりぼっちのストーリーがあっての歌だし、ライブでやられても急にしんみりなるから困るな…。また聴きたいけど…。

 

かの黎明と鉄道の彼について

鉄道の父・井上さんと鉄道の始祖・東海道本線の話。

このエピソードを最後に持ってくるのはずるい…。鯨井康介の演技に全てに持ってかれる。最高に幸せでした。三時間戦争で戦ってる姿も尾久駅でお父さんやってる姿も好きだったけど1番好きな東海道本線です。今はジュニアって呼ばれてただのブラコン扱いだけど日本の鉄道の歴史を全てを見てきた人で1人のときも仲間が増えたときも本線の重さも戦争も廃線になっていく仲間も全て、知っていて。父のように慕っていた井上さんが亡くなったという報せを受けたときの台詞、表情はああ東海道本線かっこいいな、と自然に思うことができました。結構振り切れてるキャラだから一つの話すべてでそのように思うのも珍しいのですごくうれしかったです。

満州から引き揚げてきた満州鉄道(現東海道新幹線)を見て「久しぶりにあの人の顔を思い出した『井上さん!私の背中はあなたの思い描いたように伸びているでしょうか』」の台詞を言ってる表情がすごく優しくて。鉄道の始祖として上に立ってくるしかなかった彼にとってお父さんのような存在で認められたかったひとだったんだろうな…。そのあと「父からよく聞いていましたので」と言っていてうわぁぁと泣きました。鉄道にとって家族はいないから疑似になるけど父と呼べる人がいるのはすごくすごく素敵なことだと思います。100年以上も生きてる分周りの人間はいなくなるけど彼らの心には生き続けているはずで。地下鉄の銀座線もそうですが、”父”から受け継いだことを新たな仲間たちに受け継いでいって鉄道は全国に伸びていっている。そしてまだまだ未来につながっていく。過去のお話しでしたが、未来が描かれていて鉄ミュの終わり方で今までのなかで一番好きな終わり方でした。そして、また東海道に大好きな家族ができて、ともに未来を見据えて終わるのがいい。

あと、まさか関西鉄道が登場するとは思ってなくてびっくりしたし、そのまんまだから更に驚いた!いつか西組が出るときは是非大野くんでお願いしたいぐらい!あの時代は官設鉄道と私鉄でいがみ合ってたけど、今ではお正月に将棋をする仲なんだよなぁって考えるとすごく愛おしくなる。

 

ED

エンディングです!!!!!!かの黎明の終わり方が良くてそこから曲が始まるのがめちゃくちゃ好きでした。

横須賀→東上→(秩鉄上越線)→山形上官→千代田→常磐東海道本線→高崎ヒロインオペラ→東海道上官→山手線

横須賀のNOKINって人文字をやってるんだけど、うつたかの間に上越上官が入ってNを作ってたのがめちゃくちゃ可愛かった〜!すっごい楽しそうに高崎の肩をもつ上官本当に楽しそうで可愛い。Iでも後ろからひょっこって顔をだす山形上官も可愛かった。みんな可愛かった。新潟公演ではOを東上と秩鉄がやってたんだけど、ハートになってたのをみて東上よかったね〜ってなった。最後に「東海道の犬じゃねぇ!猫だ!」の歌詞の後ににゃーってネコポーズをするんだけど千代田のポーズが完全にJKだった。

東上 はいつも通りかわいい。西武〜って出てきたときに後ろで高崎が常磐を指差してちげぇよって顔してたのが見てて楽しい。メタネタはやめろ。

上越先輩、歌詞が全て上官のことでモンペ〜〜〜〜ってなった。怖い。でもりひとくんが最高にかわいい。あと曲調とダンスが可愛くてずっと見てられます。ベンチの上に立ってようやく上官よりも背が高くなる(しかも少しだけ)という身長差がすごく可愛くて最高だった〜!やっぱりかわいいね!!!!!

山形上官は演歌風でひたすら顔がいい〜〜!えっ顔がいいってなる。周りではおしとやかな振り付け?日本舞踊みたいな振り付けなんだけど、ここで鯨井さんの力が発揮されすぎてて目が離せなかった…ずっと見てた…鯨井さんのお母様が日本舞踊の先生で幼い頃からやってたらしくてもう他の人と動きが違う。見て。DVDでどれだけ入ってるかわからないけど見て。すっっごくカッコよかった。惚れ直した。

千代田〜常磐の流れが好き。他のメトロがOPなのに一人だけEDなのがいい。千代田らしい。千代田ってモブなんだけど、ポッケに手を突っ込んで猫背で歩いてくる姿は帝王感あるからモブじゃない。モブとは…。常磐の歌詞は色々と突っ込まなければいけないし、突っ込んではいけない。「北千住で千代田にヨロシク!」のときの千代田がグリコポーズでスポットライト当たってるんだけど今どんな気持ちなんだろうな…ってなるし、「寂しくてメガネと同衾したぞ」ってすごいよね…いやうん…見せつけられてる…。すっごい嫌そうな顔をする千代田だけど最終的に笑ってるの知ってるからな、お前そういうところだぞ!

でここで東海道本線〜!前の話で国鉄制服着てるから上越先輩で着替えに行って千代田で帰ってくるんだけどオレンジの制服が眩しいし、ベンチの上に立ってる姿がかっこいい〜!ってなります!かっこいい!バーって前に出て「ジュニアといえば俺のことです」はかっこいい。私自身、東海道本線に夢見てる人で演じてる人が推しだから補正はかなりされてると自覚してるけどかっこいい。

高崎ヒロインオペラ。めちゃくちゃ好きだった。宇都宮くんと上越上官に挟まれるヒロイン高崎。モテモテだね!高崎高崎呼ばれて、はい!って手をあげる高崎さんの流れは何度見ても笑ったし、ついにこれがネタにされたって嬉しかったです!高崎違い!

東海道上官!ゲスト抜いてトリなんて!さすが兄さん!青春鉄道のシンボルだね!東海道上官を見ると心のジュニアが叫び出す。兄さんかっこいい!!!!あと、いつも思うんですけど東京公演の舞台ってそこそこ高さある中でさらに上にある机の上に乗って立ってるのかなり怖くない?高い。高所恐怖症なくても怖そうだし、前には人がいっぱいいるし、そこで踊ってる永山さんすごいな…って思いながら見てた。

東海道上官と山手の間に少し歌が入るんだけど、もうそこだけで泣く。

「あの頃僕らはまだ幼かったから」(うつたか)

「君のことを知りたくて傷つけたりもしたけど」(常磐千代田)

「あのとき、感じた君への想いは今も」(上越上官とゲスト(東北、上越)と山形)

 「いつもここにある、だから君とほら遥か未来へ」(東海道兄弟)

うつたかは歌い始める前にアイコンタクトしてて、常磐千代田は歌ってる途中でお互いを見てて。 上越上官のは東北上官とを前提だと思うんだけど、それぞれの話と連携してる歌詞ですごく泣いた…ここで泣くとは思わないじゃん…。今回の青春鉄道はずるい…で終わります。

で最後ついにEDに組み込まれたけーちゃんの帰りなさーい!で終わり!

 

 

二万字超えました。これ、卒業論文として提出できないかな…。せっかく書くなら全部!ってことで全部書いたけど、それぐらい書いてやろう!って思うほど楽しかったし、泣いて大好きな舞台でした。ありがとう鉄ミュ。次も待ってます!でも、鉄ライも見たいな!生きてて良かった〜!!!!

 

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*1:国鉄時代、本線のみ日本刀を所持。もとは高崎線として作られた上野ー大宮間だったけど、東北本線が奪ってその区間は東北のものに。「尾久駅、ふたりぼち。」がそれについての話なんだけど、この日本刀が初めに造られた高崎のものなのか、本線として所持する東北のものなのかということを一枚のイラストで表現していて完成系を見たときは驚いた。あと、青鉄知らない人にあのポスターかっこいいね!って言われたのすごく嬉しかった!!!!

*2:推しくんと同じ事務所だから…ごめん…

*3:ご本家のマシュマロで高崎はなまこだから…って言われている本気で怒っててもなんで怒ってたか忘れちゃうなまこ崎

*4:御本家の同人誌2017再録を買ってきたので読んだのですがエラー505で後日談ありました。千代田が自分で蓋を開けようとしてるね。行動を起こしたのって千代田にとって初めてだろうし、それだけ常磐が大切な存在であの思い出は大切なんだろうなぁ。泣くんじゃなくていつかまた笑って話せる思い出になって欲しい

*5:プロレス大好き、多分誰かの真似だったんだと思う

2017年現場振り返り②

 

3月ですね。暖かくなり始めたので春物のコートを出しました。ずーっと放置していた2017年現場振り返りがようやく完成しましたのであげておきます。記憶がなくすっごい曖昧な感想ばかりですが、自分用記録として!

 

2017年1月〜4月まで↓

 

 5月

ドラマ「弱虫ペダル」壮行会

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確か既に撮影が始まってたような気がする。昼夜ともずーっと笑っていて本当に楽しい壮行会でした。基本的に楽しそうにボケる人が多いのでひたすらボケを拾ってはツッコム鯨井さん。隣にいる八島くんは楽しそうに笑ってる。鯨井さんはこれが初めてのMCって言ってた気がする…。むしろ慣れてるな〜と思ったほど華麗に回していてさすがでした。

何人かキャストが発表されたり、メインビジュアルが発表されたり、リツイート企画が発表されたり。大縄も跳んでた、あとひたすらボケまくるインスピレーションインスピレーション対決!

植田さんが一緒にやろうよいろは坂、と言っていて本当に嬉しかった。いつかドラマ版いろは坂対決が見れますように。

 

ミュージカル青春鉄道2DVDリリースイベント

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ピューロランドのお隣にて。推し2人とも出演予定でわくわくしてたらまさかの誤表示で数日前に鯨井さんが出演しないことが判明。書いたお手紙はどうすればいいのか…めっちゃ封筒頑張って作ったので渡すことができなかったことが残念……

イベント自体はめちゃくちゃ楽しくて!舞台映像を観て裏話をしたり、せいやくんがテーブルおじさん引退宣言の歌に再チャレンジしたり、ジェスチャーゲームしたり。テーブルおじさん引退宣言はまさか聴けるとは思ってなかったし、歌詞間違えないためにスマフォガン見だったせいやくんの隣で踊ってたにいさんがちょこちょこ踊ってて可愛かった〜!いつも思うのですが、永山上官はハムスターみたいでとても愛おしくなります。推しくん含めでかいのが多いからです。かわいい。

 

 

Live Musical「SHOW BY ROCK!!」〜THE FES Ⅱ -Thousand ⅩⅤⅡ~

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お初のしょばみゅ!11月のミュージカル公演に向けてのライブ公演でした。

ARCAREAFACT初お披露目公演でもありました。涼星くんはバイオリン弾きのバイオン・オリオン。しっかりバイオリンの先生をつけてもらっての演奏。時には客席を煽りながら高貴なオリオン様らしい演奏でひたすらかっこよかった〜!お芝居パートではチタン大好きオリオン降臨。あとじぃも大好き。演奏の時とは違いキュートなオリオンさま。

アルカレはお金持ちバンドということで上から目線だったり偉そうな態度も多いのですが、「俺たちはアーティストだ」と音楽に対してみんなでしっかりと上を見ているところが大好きです。最初、お金持ちバンドと聞いた時に自分勝手なお金持ちが道楽でやっているバンドなのかなぁと思っていたのですが、バラバラに見えてしっかりとバンドメンバーを見ていてわかっているバンドで。まだ、ゲームも途中なのですが、学生時代のオリオンとチタンの関係性、デビューしてからの一悶着エピソードなど知ってから見ると本当に尊い……としか言えなくなる。楽曲も最高によくて耳に残る素敵な曲ばかり。

ショバロはスマフォゲーム、アニメ、舞台と展開していてアニメ内容を舞台化というよりかはゲームストーリー、アニメ、舞台と全てが繋がっています。ゲームアニメも見た方がさらにお話が深く観ることができますが、舞台からでも全然大丈夫でした。ライブパートめちゃくちゃ楽しいよ!今年もあるので今から本当に楽しみです。

 

6月

心霊探偵八雲 裁きの塔

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八雲シリーズ最終章。円形ステージでブロックが変わるたびにいろんな景色を観ることができてとても面白かった!お芝居が始まる前から薄暗い会場で雰囲気満点、最初から最後まで世界観に浸りながらドキドキしながら観ていました。涼星くんは警備員役でそこまで出番ないのかな?と思っていたら最後に犯人として出てきて驚きました。あ、涼星くんこんな演技もできるんだ、とそこでもビックリ。罪を着せられて信じていた友人たちに裏切られて、信じていた刑事にも裏切られて。出所してから友人たちの近くで警備員をやっていても誰にも気づいてもらえない。苦悩や葛藤の中で本当に寂しかったんだろうな…。舞台上での出番が少なく、表現するのはとても難しかっただろうな、と思います。でも、序盤のちょっとした表情だったり動きだったりで垣間見れて。どんどん成長しているというのが感じられてすごい嬉しかった舞台だし、楽屋とかでもキャストの皆さんと楽しそうにやっていてそれも嬉しかった舞台だった!

実はサイン入りパンフレットも当たり最前通路席で観劇でき普段趣味関係では発揮されない運が最高だった。

 

7月

2017 SUMMER THANKS EVENT 〜なつ!夏!NATSU!〜

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初めての個イベ!初めてのチェキ!過去の舞台の裏話とか聞けて楽しかったな〜。ファンからの質問のコーナーで真剣な表情で話を聞いている涼星くんがとても印象的でした。その姿とかを見て改めて好きになったイベントでした。ただ、チェキは舞台に上がって仕切りもなくやるので死ぬほど緊張したし、顔がちっちゃい涼星くんと並ぶという公開処刑がとても辛かった。あと、司会の精さんと二人の時はすごく頑張ってお話ししてくれてるのにゲストが出てきたら端っこですんっと静かになったのが面白かったです。胸キュン台詞も恥ずかしくて笑いの方向に持っていっちゃうのも愛おしくて好きだなー!ってなりました。

 

ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズン 青学vs立海

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 幸村様の女なので行かなくては、とテニスのお友達に連れていってもらいました。初めてのテニミュ。今回ビジュアル見た瞬間幸村が本当に実在した…と驚いたぐらい理想の幸村で関東大会だったので出番は少なかったのですが、歌も本当に上手で全国大会が本当に楽しみ!ってなりました。あの衝撃のベッドシーンは聞いてはいたけど目の当たりにして再度衝撃を受けた。面白すぎる。試合中はずーっと立海サイドを見てたのですが、ジャージの脱ぎ方や試合中赤也が誰かのジャージを畳もうとしたのに上手くできなくて最終的にくるくる〜ってしたのが最高に可愛かった。

個イベ終わって次涼星くん観るの一ヶ月後か〜って思ってたら観劇日が一緒というミラクルが起きて笑いました。後ろ振り向いたら推しがいるなんて思ってなかった。

 

8月

PTA

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たまたま稲垣さんの情報で見かけて面白そう!と思って観てきました。学力テスト全国ワーストワンの小学校のあるPTA会議のお話。ワンシュチュエーションの中でいろんな話題が出てきてとっ散らかってきたと思ってたらそれが全部伏線で後半一気に回収していく進み方がとても爽快感があって面白かったです。劇団ホッチキスさん、面白かったのでまた機会があれば観に行きたいな〜。

 

幽劇

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発表から色々騒がれた舞台。そして日本青年館は一生2階に入りたくないと思った。キャストの平均身長がおかしいぐらい高くて舞台映えする方が多かったので楽しく観ることができました。キャストさん同士がとても仲が良くて稽古期間から毎日ついったー見るのがとても楽しかったです。この舞台だと一番好きなのはジャージの話ででかいのが多いから大きいサイズで送ったらえぐざいるの方々に比べて若手俳優は細いからオーバーサイズになってけんちさんが驚いた っていう話が面白くて好きだった。初日近くになっても全然物語概要が出なくて???だったのですが、いざ観て観たら推しはメイン側にいるし、ちゃんとメインエピソードあるし、びっくりした。結局誰も成仏してないんかいという。なんか終わり方も続く!という感じでひぇってなったんですが、今年もやるのでしょうか?幽劇キャスト、今でも本当に仲良しなのでまた共演だと楽しそうだな〜!というのとそこそこな虚無舞台だと思っているので葛藤しています。舞台じゃなくてキャストでトークショーとかやってほしい。けんちさんがどれだけカッコいいか、とか。

 

GACHI

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久々じゃに舞台。単純に羨ましすぎた舞台だった。 ふぉ〜ゆ〜ってどんなグループ?って言われて観せたら一発で分かってもらえるし、こんなことができます!ってアピールにも繋がる作品で本当に色んなことが詰め込まれていて次は何が起こるのかワクワク!宝石箱のようなびっくり箱のような舞台でした。新しい道を切り開いていく姿がキラキラ眩しくて本当に素敵な4人組だなって。全方面にふぉ〜ゆ〜最高だよ!ってアピールするし早く世間に知られてほしい。少し話が変わるけどスピリッツ買ったよ!それも最高だった!

 

9月

SHOW BY ROCK!!」〜100倍楽しく観る方法&応援上映会〜

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 アニメイト秋葉原店さんで。秋葉原、1年に一度行くか行かないかぐらいなので迷子になったし、迷って行ったスタバで小学校の同級生が働いてて何しにアキバ来たの〜?って言われて動揺して変な返ししかできなかった思い出。イベントはオリオン、カイ、リク役の3人。前の週に他のメンバーが同じようなイベントをやっていてその時にてるまさんが着ていた白衣と眼鏡をかけて進行役を涼星くんがやってました。映像を観てる時は次の公演のグッズのペンラを3人とも振ってたんだけど、端っこでめちゃくちゃ楽しそうにペンラ振ってるの可愛かった〜!アルカレのときは黄色にしてください!って言ってたのに自分はちゃっかりオリオンのイメージカラーの紫にしてたのが最高に好き。あとペンラを消さずに白衣のポケットに入れててほのかに透けてるのが面白かったです。消し方分からなかったのかな?

この上映会の少し前に滝川さんの落車事故があり、「今回の公演を成功させて次に繋げていって滝川さんを待つ」とキャスト3人がお話してくれて。また滝川ロムが観れること楽しみに待っていたいと改めて感じたイベントでした。

 

SHOW BY ROCK!!DVDリリースイベント

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休日家族連れがいるレジャー施設を並んで歩かされるおたくの図は色々辛かった。早めに着いてしまったので近くのベンチに座ってしょばろやってました。都内なのに緑がいっぱいだった。

まさかの司会がりひとくんでびっくり!自由な大人たちをまとめる高校生という図が面白すぎてずっと笑ってたし、りひとくんめっちゃ頑張ってるのが伝わってきて本当にお疲れ様!ただ、ずっと笑ってたのは覚えてるのに何をしてたのか全然覚えてない。あと、てるまさんの脚の組み替え方が脚の長さを強調するようにめちゃくちゃ上に上げてて好きでした。イベントの時だけかと思ったら舞台上でもやってたので最高だな、と思いました。そういうところ好き。

 

鯨井康介バースデーイベント

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急な告知からの空港でイベント。チケットも販売開始すぐに売り切れて取れずに死にそうになった。その後に追加の3部とキャンセル分で2部が取れてどうにか羽田空港へ。

最初に今まで出演した舞台を振り返りながら鯨井さん一人でトーク。真摯に役に向き合って板の上に立っている鯨井さんが大好きなので色んなお話し聞けてすごく幸せでした。改めて見たら同性愛者役が多くない?!とか1人だけどひたすら喋ってるから3人ぐらいで喋ってるのかと思ったぐらいガンガン色んなお話ししてくれたのが嬉しかった!

2部のゲストは直也さんと秋元くんでわいわい。後輩としての一面、先輩としての一面が同時に見れたのはある意味面白かったし、想像以上に鯨井さんが直也さんのことを尊敬していて大好きで自分より年下の役者(確か稲垣さん)から呼び捨てで呼ばれてるのが許せなかったって言ってて微笑ましかった。秋元くんはすっごいマイペースというか本当に仲良いんだな、っていうのが感じられて。プライベートでご飯食べてる時に熱い演劇論を鯨井さんが話してるのに途中で鼻毛が出てることに気づいてそこからの話、鼻毛しか覚えてないってエピソードが好きすぎる。

3部のゲストは原田さんと岡田さん。本当に自由でひたすらつっこんでる鯨井さんが面白すぎていつかラジオとか何かやってほしい。2人が自由にボケるせいで稽古場で鯨井さんがチリトリとか文鎮とかあだ名付けられてたのめっちゃ面白かったし、いつも居酒屋で酔いながら話聞いてるから改めて話聞くとやっぱり面白いね!って言われて崩れ落ちる鯨井さん、というのが面白かった。酔って記憶をなくす2人に同じ説明をする鯨井さん(弱いので呑まない)とかシラフで組体操のサボテンの土台をさせられる鯨井さんとか振り回されてる姿があの1時間ぐらいで分かったし、弟感満載な鯨井さんが更に好きになった。

 

10月

舞台「弱虫ペダル」新インターハイ篇 〜ヒートアップ〜

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チケット全然取れてなくて必死に探しました。インターハイ1日目いろは坂とゴール。特にいろは坂は原作でも大好きなシーンだし、手嶋の最大の見せ場だと思っていたのでそのシーンを鯨井さんの手嶋で観れたことに感謝しかない。結果が出なくても自転車が好きで続けてきた手嶋の努力が報われたと思うし、本当にそういう姿を演じる鯨井さんが大好きですごくカッコよくて。原作で結果を知ってるからこそそれまでの出来事に泣くしかないし、最初で最期のインターハイを彼らが走ってるんだなぁってひしひしと感じてきて途中からT2を観ては泣けてきたし、走れなかった古賀の姿を観て3人でインターハイを走ってるところも観たかったなぁって思いました。贅沢!結局、ペダルはキャラみんな好きになるし、みんながインハイに出られればいいのにと思ってしまう。それと新キャストだった黒田役の陣くん。黒田=秋元くんのイメージが強すぎてどうなるかな、と思っていたら想像以上に良くてキャス変せずに陣くんが黒田を演じ続けて欲しかった。ペダステのキャス変はいつもなんでこのタイミングで?!ってことが多すぎて悲しい。モノが良いだけにキャストがコロコロ変わるせいで落ち着かないからどうにかしてほしいなぁ〜。

 

Live Musical「SHOW BY ROCK!!」 -深淵のCrossAMbivalence-

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1回目であほだから話がうまく理解できなくて*2 ???で終わったんですが、2回目観劇までに情報入れまくって観たら涙が止まらなくてアダムとイブにも幸せになってもらいたい、と願いながらアイアまで行っていました。やっぱりライブシーンは楽しいし、今回初参戦だった忍迅雷音の曲の合いの手が最高に楽しかったし可愛かった。にんじんは女の子キャラがいるしどうなるんだろうと思ってたらまさかの女装で撮影の時に危惧されてた胸が公演時に改善されてて驚いたし、主人公バンドよりも衣装にお金をかけてもらったとか裏話もあってめちゃくちゃ笑いました。燐ちゃんめちゃくちゃ可愛くてオリオンが出てないシーンはひたすら燐ちゃん推しでした。脚が綺麗。

推しバンドは5月の時よりもみんな楽器の扱い方がめちゃくちゃうまくなっててすごく嬉しかったし、まさかのオリオンのソロがあって号泣ものでした。バイオリンを弾きながらくるくる回ってるのは本当に美しかった。見るたびに好きになるし、クール系のキャラなのに色んな人とわちゃわちゃしてたり可愛くて可愛くて愛おしかった。ついにオリオンのじぃも登場し、物腰の柔らかい素敵なじぃでかっこよかったし、じぃ!じぃ!って言ってるオリオンは5歳児で最高に可愛かった。と思ったらたまにキリッとする顔するからずるい。アルカレはもちろん、他バンドもめちゃくちゃ好きになった公演でした。

 

 

11月

「表に出ろいっ!」English version "One Green Bottle"

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11月は何もないな〜と思ってたら某会社さん*3のプレゼントで当たったので観劇してきました。英語ということで全く英語ができない私はドキドキしてたのですが、同時翻訳のイヤホンもあり、また以前日本語バージョンのものを授業で映像を観たことがあったのでそれもあって英語でもわかりやすかったのかな〜とも。家族3人、それぞれ外出をしなければ行けない理由があったが、飼い犬の出産間近で誰かが居なくてはいけない。お互いが嘘をついて欺いて家を出ようとするが…というお話。テンポの良い台詞回しが心地よくて、ずっと笑っていられるけど時々ぐさっとくるセリフがあったりして、「家族」とは、「信頼」するとは、と考えさせられます。そして物語の終わり方が秀逸すぎる。こんなに綺麗に終わる物語を知らないぐらい。

 

12月

ゆく年く・る年冬の陣師走明治座時代劇祭

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 るーちゃん。未だに狂わされ続ける魔の舞台。る典に続き納祭のDVDも我が家に届きました。バレンタインセールありがとう!そして、上映会も決まりる年祭も終わりが近づいてきていることがとても悲しい……最後まで全力で観たいと思います。

詳しい感想は過去記事で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:写真が何もなかったので後日違う予定で行った品川のめちゃくちゃ美味しいランチ載せときます

*2:アニメを観ないと分からない情報が元になっていて混乱した

*3:年末にお世話になったブラック会社と言われている某会社さん。ありがとうございました。

納めます。 ゆく年く・る年冬の陣感想

 

 

ようやく、ゆく年く・る年冬の陣師走明治座時代劇祭の感想です。

まだ年末で居たい気持ちでいっぱい。というかまだ年末です。ずっと年末やってたい。

終わってからる年祭が忘れられず、るひまさんのyoutubeチャンネルを観ていてひたすら目薬屋フェスを観ていたのですが気づいたらる典のDVDがお家に届いてました。

 

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自分でも未だに理解ができてない。でも次の給料が入ったら納祭のDVDがお家に届いていると思います。めちゃくちゃ楽しみ。

 

 

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